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震災1年を経ての雑感

Category:ちょっとまじめな話 Date:2012.03.11 Sunday
震災から一年が経ちました。早いようなやっとのような。
犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。


僕は当日、徹夜明けで家で寝てましたけど、
激しい揺れに目を覚まし、あわててテレビをつけてから
もうずっとテレビ見っぱなしでした。
仕事も全部キャンセルになるし1週間くらいずっと。
阪神のときと違って現地に行ったわけでもなく、
親類縁者がいたわけでもありませんが、
日本人としてとても大きな衝撃を受けました。


今回の震災における情報の伝達は、
史上かつてない情報伝達と共有のときであったと感じます。

ケータイ、スマホ、デジカメ、だれでも持っているような機器で、
だれもがいま起きていることを現場で記録し、
多少のリテラシーがあるものがネットへアップし、
「メディアでない一般の人」が発した情報が世界を瞬時駆け回り、
「世界の誰か」がそれ拡散し、まとめ、編集され、その流通過程の中で
その情報の質によって取捨選択されていき共有されました。

そしてそれらの情報を見て聞いて感じて、
人々の心(感情)もまた共有されていきました。
地球の裏側の明日をも知れない生活のスラムの子達が
世界一豊かな国のために募金をする、なんて端的な証拠です。
みんなが悲しみを共有してくれ行動に移してくれました。

2011年は世界では中東ではソーシャルな革命が起こりましたが、
このように日本では震災を契機としてソーシャルが加速した感があります。

ツイッターやフェイスブックといった特定サイトはもとより、
情報の発信、拡散、加工(あるいはまとめ)において1人簡潔ではなく、
知らない誰かが意図しないまま相互に連携しあって
ネットの中を流れていく、という意味でのソーシャル。

さらにはそれらの情報が元になって人の行動も現れてくる。

実のトコ、従来でも主に2chなどではそういう連携ありましたけど、
ひろく一般に表立ってというのは今般とくにでしょう。

 いろいろあったでしょうけど、僕は謝謝台湾計画に参加しました。
 http://mantou.at.webry.info/201105/article_1.html


また、被災地以外で起こった液状化や不安定だった計画停電、
電車の時刻など、ごく狭い地域に起こった事象では、
本来マスメディアよりは細かく配信できるはずの
ネットメディアでさえキャッチアップできず、
ツイッターやSNSなどが大活躍してました。
(本来停電地域なのに、停電来てない、とかの情報共有。)


みんなが集まり、いろんなところから情報が得られる、
これをいまさらながら知ったのは「震災」という
一連の必然のニーズから、というのが大きかったように思います。


人類の歴史を振り返れば、何かの出来事への対処として何かがなされ
それが人の生活そのものを大きく変化させていくことがあります。
今回の震災はまさにそれだと感じました。
これほど情報の力、伝達の力、共有の力を思い知ったことはありません。


なくなられた方のためにも、残された人のためにも、また復興のためにも、
一個人として、一年経ってさらにこれから何ができるかといえば、
今やっている仕事を真摯に一生懸命やっていくことだと考えます。
日本経済の一員として、一生懸命普通の生活を送る、
日常をちゃんと回し続ける、それが大事かと考えます。

今回得た情報の力、共有の力、そしてみんなで一つになれる気持ちを武器に
はやく不況も脱してよりよい世界を作っていきたいなと思う次第です。

風化させてはいけない、みんなコンビニのお釣りは募金箱に入れよう。

>> ポイントができる募金のまとめはこちらから







  
| ちょっとまじめな話 | 05:35 | comments(0) | trackbacks(0) |

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労働感

Category:ちょっとまじめな話 Date:2011.06.22 Wednesday
米国では「努力しないと一生マクドナルド店員」は差別でない
http://p.tl/CNld(Yahoo!ニュース)

なかなかに興味深い内容でした。

リンゴ食って楽園を追い出された人の末裔の方々と、
神様まで一生懸命働くわが国では労働の価値観が全く違うのでしょう。

日本人は「いかに効率的に作業するか」とかに才能がありますが、
それでも「いかにラクしてサボるか」とか「楽してボロ儲けするか」には
あまり長けておらず、またそういう志向にもありません。

目先の短期だけで転がしていく狩猟民族的な発想ではなくて、
収穫を見据えて種を植える民族で中長期で物事を考えられるので、
あんまり短絡的に馬鹿みたいな無茶しません。

中国とか、建築中に建設会社が力尽きて破綻するとか、
訳のワカラン状態もありますし、
アメリカだってレディガガが無茶しすぎて実は赤字だったとか、
TwitterだってFacebookだって初期のアマゾンだって
サービスよりも自社株が最大の商品だし、
有名どころでもフタを開けてみたらかなりチャレンジャー
というかむちゃくちゃですし。仕事というよりは”賭け事”に近い。
(まぁだから信じられないような急成長とかもありえるのでしょうけど)

とりあえず、仕事=カネ、だけの連中と
仕事そのものに生き方を見出す我々とは決定的に違う
何かがあるように思えてなりません。

若い頃はスポットライトの当たるような仕事だけが
カッコいいものだと思っていましたが、
大人になっていろいろ周りを見渡すと、
どんな仕事でもすばらしいところが合って、
もちろんつらいことも苦しいこともたくさんあるでしょうけど
とりあえず、職業に貴賎はないぜ、って思います。
日々の忙しさの中で気が付いてない人も多いだろうけどね。

ま、仕事しないと生きていけないわけだし、
人生なんて有限で、今年ももうあっという間に半年過ぎようとしていますし
どうせ同じ時間が流れるのであれば、日々をしっかり意識しつつ、
どうすれば自分も周りも世間もよりよくなるか、
「流されて気が付いたら、人生やり直したい」にならないよう、
がんばっていきましょう。未来は行動の上に作られる。



  
| ちょっとまじめな話 | 01:13 | comments(0) | trackbacks(0) |

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決断在りし昔日と、決断なき今日

Category:ちょっとまじめな話 Date:2011.06.21 Tuesday
ニュースを見るに、フランスに輸出されたお茶が指摘を受けたり
なんか被害拡大しているように思えてなりませんが、
原発問題解決には、たとえば乃木希典の如き覚悟と信念が必要だと思います。
乃木希典は、日露戦争において、
たとえ多くの兵を失おうとも旅順攻略はわが国存亡の天王山だと
自分の息子さえ突撃で失いながらも信念を曲げず、
結果として日露戦争最激戦であった戦いに勝利しました。

ただでさえ、質も量も劣る(と思われていた)発展途上のわが国が
当時世界最大最強のロシアバルチック艦隊を相手に
少しでも戦況有利にするには旅順攻略は絶対に必要なことでした。
だからこそ、世間から酷評され散々に非難され自宅襲撃にもあい、
戦地では残された息子(長男はそれ以前に戦死)までをも失ってなお、
祖国存亡のためには己の評価など捨て、勝つという信念を貫いています。


翻って、現代、現総理も散々に避難されてもなお踏ん張っていますが、
そこには到底救国の信念があるようには見えません。
同じ長州出身なのに、全然違うね。

先日、原発の作業員を守れという番組をやってて、
現場の方は大変だなと思う反面、こんな現場任せでいいのか?
という気もしました。
専門家の知識も必要なのでしょうが、軍隊が出張って
強引でも安全度外視で突撃敢行するようなことがないと
3ヶ月たってまだ中も怖くて見れません、
ホントのトコはよくわかりませんでは
収束なんていつまでもしえないだろうと思います。

避難区域の方々は帰れない、放射能被害は広がり続ける、
作業員需要で8次下請けとかに騙されて連れて行かれるような被害も出る、
世界の信用はガタ落ちしていく、全然いいことなんかない。
たとえ人員の損耗があったとしても、戦争と同じく国家の存亡に関わる
強大な敵に立ち向かうのだから強襲を決断すべき、その覚悟をもって、
最後に責任を取って果てるのが為政者の務めだと思うのですが。

まぁ、歴史好きの極論ですけれども。

状態がはっきり確認できるまでに1年、評判戻るまでに3年、
大丈夫か日本経済って思えてなりません。
わが国は有史以来最大の不運に見舞われているのやも知れません。



  
| ちょっとまじめな話 | 01:08 | comments(0) | trackbacks(0) |

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舐められる怖さ、

Category:ちょっとまじめな話 Date:2011.02.16 Wednesday
 「ロシアが北方領土の開発を中韓に呼びかけ、韓国は準備に着手」
http://headlines.yahoo.co.jp/


外交ってこうやるんだなって、思いました。


中学のときだったと思いますが
社会の教師に自衛隊はいるかいらないか作文を書けって言われ、
期待されている答えはわかっていたんだけど、
でも「災害のときとかいるだだろう」と思い、そう書いたら
こんな馬鹿なことを書いたやつがいると僕は晒し者にされ、
「自衛隊はいりません!9条大事!」と書いた優等生は
対比として褒めちぎられていました。

それから20年くらい経って、昨年、
わが国の謎の鳥が似たような平和思想を武器に、
沖縄で米国を追い出し中韓に擦り寄りににかかった途端、
領土問題が勃発し、今日の混迷に至ります。

そして上記のように、包囲外交されるまでにいたりました。
歴史を見れば外交でこんなことされたら
対抗措置をとった上で戦の構えをしなければならない事態ですよ。

人類5万年のなかで、維新からたかだか150年。
世界が今の形に収まったのは数十年、
冷戦が終わって(ソ連崩壊)から今年でちょうど20年です。

わが国の国内は平和なお花畑だったかもしれませんが
世界なんて、まだまだ全然平和でもなければ
みんなが平和論者でも、隣人を気遣い敬うわけでもなく、
むしろ狡猾過ぎるほどに狡猾で、
進行するグローバリゼーションと相互交流の影には
あわよくば、自国の利益をもぎ取ろうと虎視眈々と
隙を狙う昔ながらの国家膨張癖がいまなおあるわけです。

そんなことは歴史を知り、ニュースに触れていると
簡単にわかることですけれども。


しかしまぁ、ロシアはすごいな。
カンタンに乗っちゃう中韓も遠慮もヘッタクレもない。

「普通ならば」様々な利害を考えてそうはしないし絶対出来ないはず。
ロシアからの供給が止まるよりも日本からのあらゆる供給が止まり
わが国が本気の対抗姿勢に出るほうがよっぽど影響があるし、
日本が軍備その他にチカラを入れて反感強まるほうが怖いはず。

でも躊躇することも無くこんな挑発的な行動に出るということは、
単純な話「舐められている」ことです。
結局何もせず腰をかがめて金もって頭下げに来るのがわかっているから。
押せば押すだけトクになることがわかっているから。


もう少し、凛とした姿勢で物事に臨んでほしいものです。
こんな事を続けるから、企業も舐められ、
わが国全体が損を続けるんじゃないかと思います。
先のアメリカでのトヨタの件もね。
友好国のアメリカですらそんなことするんだから。

殴り返すチカラはなくても、
あそこを相手にするとうるさくて面倒だ
と思うくらいにガッツリやってほしいものです。
(もちろん、ベースは和をもって尊しとする、ですけれども。)


僕ら貧乏な家のせがれは「舐められる」ことの怖さを
いやがおうにも知っているので、
極度に「事勿れ」を志向する
いいとこの坊ちゃんたちの気持ちはわかりませんが
もうそろそろ政治家は這い上がって来た人たちに
取って代わられるべきだと思います。



  
| ちょっとまじめな話 | 09:51 | comments(0) | trackbacks(0) |

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ニュースを見て思いました。

Category:ちょっとまじめな話 Date:2010.10.17 Sunday
デモがまたあったそうで、今回は産経を皮切りに
各社ちゃんと報道しましたね。中国デモのおまけとしてですが。

しかし、中国は、経済はともかく、現状が戦前の日本に酷似してますね。
民の不満が軍隊に吸収され、その軍を政治が制御できないと。

そもそもかの国も、いまは徴兵ではなく志願制で、
貧困層(あくまで戸籍の存在する)の大事な働き口ではありますので、
民の不満は集まりやすい構造になっています。
カネだけじゃなく、相対的なものの不満もね。
その不満が軍ならではの膨張欲にもつながりやすいでしょう。

2.26以前の日本の状況にそっくりだ。

国家のトップが2代続けてエンジニア、軍に関係がない。
民主国家ではない国で、それでは軍が制御できるわけがない。
もちろん軍事委員会はトップ以下軍人ばかり。
「合意」で形成されてない社会は万事「力」で抑えるしかないが、
軍に対してその抑える「力」がない。このへんも戦前と同じ。
(影響力ある元勲がいなくなり世代を経て軍に影響力がない)

いまさら軍事政権は誰も望まないし誕生もしないでしょうが、
裏で政権を操りたいでしょうし、軍人のサガとして
局地戦はやりたいし、当然やって勝ちたいでしょう。

それが周辺各国との摩擦などにつながっているのでしょう。

これを阻むには民主化しかないなと思っていましたら、ノーベル賞。
さすがに欧米は狡猾さでは一枚上手です。

なんで民主化といえば、一組織や一個人の「力」で押さえる社会から
みんなの「合意」で形成された社会に移行すれば、
みんなの「合意」でもってみんなの「力」を制御できるからです。
全部が「みんな」という単位になるので暴走もしにくくなります。

人類の歴史の中で民主主義が一番効果を発生させたのは
組織暴力である軍隊をしっかり制御できるようになったからです。
為政者が思いつきで「力」を行使できなくなった、
その結果、暴君が生まれなくなったのは最大最良の効果です。

だから日本は敗戦後直ちに憲法改正民主化が進められました。
(まぁ、日本の場合はもとから民主傾向ではありましたけどね。)
日本の場合は米国の傀儡といってもいいでしょうから事情は違いますが
それにしても、現在においてたとえ憲法改正がされたとしても
自衛隊が暴走して革命騒ぎが起きることなどはまず考えられません。

統治機構としての民主主義はやっぱり、
ベストではないかもしれないけれどもベターなんです。

中国も民主化しちゃえば、現在のように軽々には動けなくなります。
経済面社会面でも相手を気にしてもっと常識ある国になっていくだろうし、
選挙を気にすれば横暴も不正に対して見過ごしもできなくなってきます。
もっと民の方向、世間の方向、世界の方向に向き合わざるを得なくなります。

日本外交がもっと狡猾であれば、国家戦略があれば、
対露戦争の時に政権対抗勢力を支援したように
そうなるようにもっていくのでしょうが。
(まぁ、自民でも民主でも、たぶんない。)


今回の件は、歴史好きとしては、中国にがっかりで
「さすが孫子の国」ともっと狡猾に物事を運ぶかと思いきや、
チャイナリスクを世界に自覚させ、資源市場でも自らリスクを創出し
結果的に世界中の通貨包囲網までに至り、
挙句の果てには国内暴動で政治不安につながりそうです。
全くいいとこなしです。

日本外交も自国の大使にすらふにゃふにゃだと言われる始末ですが
日中ともに甲乙つかぬ泥仕合の様相です。


まぁ、なんにせよ、人口公称13億、実質20億強(いくらいるかもわらない)
の国が崩壊しても困るし関係断絶でも困るし戦争しても困るし
泥仕合ならそれでもいいから、本格的にならないくらいで
ウダウダやっててほしいものです。



評価:
講談社
¥ 660
コメント:面白いし、泣ける、が、 けしてそこいらの単純なお涙頂戴ではない。
Amazonおすすめ度:
映像が目に浮かぶ
浅田さんの中国ものは最高です
運命の赤い糸。。。

  
| ちょっとまじめな話 | 22:56 | comments(0) | trackbacks(0) |

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渋谷デモ、わが国メジャー新聞4誌はどう伝えたのか。

Category:ちょっとまじめな話 Date:2010.10.03 Sunday
昨日の記事で普段の3倍くらいのアクセスがあったようなので、
追記でお伝えします。

メジャー新聞4誌を買い込み、チェックをしましたが、
ざっとみたところ渋谷のデモに関する記事は見当たりませんでした。
(テレビもどうやらやらなかった様子)

都心で起こった、わが国では近年めずらしい大規模対外デモ、
ロイター、AFP、ウォールストリート、CNN、中央日報、、、
世界が報じるニュースをメジャー全紙スルーとはなさけなや。

youtube動画でみると、けっこうスゴイ規模なのに。


マスメディア



産経新聞ワシントン駐在編集特別委員・論説委員の
古森義久さんが、ご自身のブログでその忸怩たる胸中を記されています。

http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/1826323/

ペンは剣より強し、といいますが、
どうやら日本の新聞のペンは中国製でインクが出なかったみたいですね。


いまはネットがあるからこういうことも知ることが出来るけど、
ネットのない時代はこうしていろいろ隠されてきたのかと思うと、
ちょっと鳥肌モノですね。





いやぁ、しかし、まぁアレだ。
デモ記事は別としても、新聞に見るもの無いわ。

「新聞は一面でサッと内容が確認できてよい」とかいいますが、
その一面でサッとみた感じ、昨日ネットでみたニュースがそのままだもん。
ざっと一日遅れですよ。

「ネットの情報は紙よりも文字数が短く、、、」とかいってるけれども
紙面の文字を見ても別段深い考察があるわけでもなく、
単なる事実の羅列でしなないのであれば、
むしろ文字数が短いほう見やすくてがよいのでは?と思います。

「識者が述べた記事」も昔はありがたかったのでしょうが、
今は専門家の意見などネット上でもいくらでもあるしね。

「ネットの情報は信憑性がない」などとも言われておりますが、
数々の捏造事件や今回の大事なことのスルーなど見ると、
そもそも信憑性の根拠っていったい何なのかわからなくなります。
「政治主導」とやらと同義語で「新聞社主導」の
主導元自体が本当に正しいのかよくわかりません。


新聞が正しく正義で熱かったのはバブルまでじゃないでしょうか。
(もちろん、そんな時代を僕らは知りませんが。)
新聞復権に向けて一生懸命啓蒙活動もされているようですが、
新聞社がずっと攻撃してきた官僚支配による旧態然とした
時代にそぐわない「変わらない風潮」ってのが、
新聞自身にもあることは明白です。


ニュースがたんなる事実の速報を伝える役割から、
世の不条理を暴き正義のともし火となる役割を経て
いまや単なる事実の羅列と広報板に成り下がった今、
新聞は歴史上の一つの役割を終えたとみるべきではないでしょうか。


ただ、どういうふうに時代は変わっても、
「情報を得る」「真実を追究し不正を暴く」「ひろく世間に伝える」
ということ自体はなくなりはしないでしょうから、
「紙」が終わったとしても、ネットをうまく使って、
生き残る道ってのはあるんじゃないかな。

紙かネットかというよくある二元論ではなくて、
肝心要は「伝える」ということでしょうから
そこんトコを熟慮して、立ち向かえば、
必ずや今の苦境も乗り越えられると思うのですがいかがなもんでしょうか。

もちろん、それは、志とか使命感などがきちんと
バックグラウンドにあってこそですが。 ←ここ大事。


まぁ、それにしても、今までのように「マス」で
そこそこのお金をひろく一般家庭から集めるのは無理かな。
ダウンサイジングは免れまい。


マスメディアの皆さん、ぜひ志高くがんばってください。
必要は必要なのですから。



  
| ちょっとまじめな話 | 21:57 | comments(2) | trackbacks(0) |

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メディアが死んだ日

Category:ちょっとまじめな話 Date:2010.10.02 Saturday



痛いニュースを見ていたら、
本日はなんだか大規模デモがあった模様。

日本でです。渋谷でですよ。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1550289.html


わが国ではめずらしく数千人規模らしく、
最終的には1万人参加などというブログも!!

すごいなぁと思ってざっと主要メディアのサイトチェックしたところ
まったく報道されている気配がありませんでした。
こんだけすごい国内デモをスルー。

GoogleニュースでもAFPの記事が見つかっただけ。
そこには「右系団体が」とありますが、
ブログ検索などで見ると、なんだか一般人っぽいのもたくさん。
特定団体が仕掛けたとしても、こりゃ、もう国民のデモでしょう。

デモ自体は、僕はどうかとおもいますが、
それにしても、これが一切報道されないとは、実に恐ろしい。

もう、日本のマスメディアの職業倫理と使命感を疑います。
事の是非はともかく、このような事象を報道しないとは、
これが自主規制であったとしてもそれは報道統制と同意義ではなかろうか。

あしたはちゃんと報道されるのだろうか?


都合が悪そう、触らぬ神にたたりなしでやるなら
そもそもメディアの存在意義とは何でしょう。

民主主義は情報流通がある種の命綱的なところがあって、
国民が広く真実を知り、問題を共有し、
立場はどうあれ互いに立ち向かうからこそ成り立つものであって、
そこには情報流通を担うメディアの存在は不可欠。
それを放棄するとはバカなのか。

収益基盤が崩れかかっている今だからこそ、
徹底取材で現地潜入レポをライブでやるくらいの気概がほしいよね。
わが国のマスコミはろくな報道をしないというのは
一般的な見解になっているのだから、ここでがんばらないと。

今の時代、ブログやツイッター等のソーシャルメディアのほうが
真実の情報流通を担ってくれるのですから、
一般人が伝えにくいことにこそ踏み込むプロ意識なければ、
もう完全に既存マスメディアは終わったと言えるではなかろうか。



僕はデモ自体を賛美する気はまったくありません。
中国人の友人もいるので、できれば友好的に解決をして欲しい。
(けして圧力に屈したりはしないではもらいたいが。)

ただ、臭いものに蓋をするように問題から目をそむけ、
逃げつづける姿勢は政府・メディアともにおかしいとおもう。
これらがわが国を益々危うく追い込むことになりはしないか心配です。



追記) 新聞2誌をチェック。全く載ってませんでした。
   テレビもやらなかったねぇ。



  
| ちょっとまじめな話 | 23:27 | comments(0) | trackbacks(1) |

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宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題

Category:ちょっとまじめな話 Date:2010.05.26 Wednesday
宮崎の口蹄疫被害の本当に大変なようで、ニュースで見ていましたら
本来はペットをみている獣医師さんたちもヘルプに行かれているらしく
これから行われるであろう殺処分も
獣医さんたちの手によって行われるのだとか。
(薬剤使うんだから考えてみればそうだよね……)

普段は命を生かすための仕事をされている獣医さんが、と考えると
ほんとうにやりきれない気持ちが伝わってきます。

もちろん、一番大変なのは現場の畜産農家の方々で、
その無念やいかばかりなるものか。
本日のYahoo!Newsに以下のような文面が出ていました。


===(ここから)===================
<口蹄疫>せめて最高の餌を

  〜 処分前に「我が子への愛」「感染防止」交錯

                  Yahoo!Newsより引用

 「わが子を死なせる思い」−−。宮崎県の口蹄疫(こうていえき)問題で、感染発生地から半径10キロ以内の移動制限区域の牛と豚計約14万5000頭に 対するワクチン接種が25日、ほぼ終了した。感染拡大を遅らせ、ウイルスを封じ込めるのが目的だが、全頭殺処分が前提。苦渋のうちに接種を受け入れた畜産 農家らには、癒やしがたい喪失感と、まん延阻止への切なる願いが交錯した。

 「感染を食い止めるためには悔しいが、同意せんといかんかった」。宮崎市内の搬出制限区域にある牛舎で約1500頭を飼う尾崎宗春さん(50)は北に約 10キロ離れた別の牛舎で飼育する繁殖牛43頭がワクチン接種対象になり、目を赤くしてつらい胸の内を訴えた。

 高校卒業後、米国の牧場などで研修し、24歳で家業の畜産を継いだ。米国の大規模牧場を目の当たりにし「日本では量より質で勝負しなければ」と決意。よ い子牛を産む母牛の育成に打ち込み、繁殖から肥育までの一貫経営を展開。26年間かけて作り上げた血統はブランド牛「尾崎牛」として全国に知られるように なった。

 今回の口蹄疫で19日に移動制限区域内の全頭処分が決定。24日、自分の3人の娘と同じ名前「なな」「ゆう」「さいこ」と命名し、手塩にかけて育てた牛 たちへのワクチン接種を見守った。獣医師による接種の際、暴れないように涙をこらえて牛の頭を押さえた。

 いつ、殺処分されるのかは知らされていない。だが、毎朝夕、これまで通り値段の高い牧草を与えに牛舎に通う。「苦しい中、もったいない出費かもしれない が、最後まで一番いい餌を食べさせてやりたいのが『牛飼い』の思い」

 一方、川南町の移動制限区域で約900頭を飼育する養豚農家、甲斐利明さん(50)も25日朝、いつも通りバケツいっぱいの飼料を豚舎に運んで食べさせ た。「豚が腹をすかせて泣くのがうるさいのではなく、かわいそうでしょうがない」。24日にワクチン接種を受けたが、殺処分の日まで餌をやり続けるとい う。

 「これまで豚に食わせてもらってきた。元気なうちはなるべく長く生きながらえさせてやりたい。でも先月から無収入で家族の生活も苦しい」

 長男と長女は県外の大学に通い、父親は病気で入院中。月20万円の飼料代を何カ月も負担し続ける余裕はない。「貯金を取り崩して何とかしのいでいるが、 6月いっぱいが限界」。疲れ果てた声で話した。


====================(ここまで)==

Yahoo!では現金だけでなくポイントも募金にまわすことができます。
少なくて使い道の無いポイントはすぐさま寄付しましょう。

http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/


タオルも足りないそうです。(HoteiBlog/今井美樹メッセージ)
http://www.hotei.com/blog/2010/05/post-234.html





すごく野暮ったい追記ながら、

こういう心情に訴える文章なのだから、
Yahoo!Newsでも最後に募金へのリンク貼っておけば
多くの方が募金してくれるだろうにね。

上善水の如し、WEBサイトも流れの先の出口戦略って大事。


  
| ちょっとまじめな話 | 13:25 | comments(0) | trackbacks(0) |

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Let's be positive

Category:ちょっとまじめな話 Date:2010.04.09 Friday
本屋さんで衝動買いです。

まだまだ最初ですが、歴史好きにとっては
やっぱりわかりやすくて興味が惹かれます。


ランチェスター戦略 不動産

僕のランチェスター戦略好きは、前職のおかげですが、
やはり我々のクライアントさんの不動産業界において、
いろいろあるであろう経営戦略の中でも
ランチェスター戦略は相性がよいと思います。
実際に成功者も少なくありませんし。

そもそもが地域と密接にかかわる業界ですから、
小さな事業体が多い業界ではエリアを絞っての密度の濃い営業は
戦略というよりも共生という風合いが強い感もあります。

つまり、意図的かつ狡猾な「戦略」という戦争用語ではなく
三方よしの思想のような、わが国古来からある
相手も生かし己も生きるという商道の発想のような。


いままでは、市場というものがちゃんとあって
そこには買ってくれる人がちゃんといたわけですから
一生懸命であれば売れたわけですが
これからの時代はそうは行きません。
そもそも客がちゃんといるか、自分に回ってくるかどうか怪しいし、
そもそもみんなお金もってないんだし。
(右肩上がりでもないから、給料も増えないし。)

そんな時代において、古きよきなつかしき昔のやり方を
何も変えないまま踏襲しても
銘酒でもあるまいに、熟成するどころか腐って終わりです。

何が起こるか、どうなるかは誰にもわからない。
偉い経済学者を何人集めても半年先の株価さえあてられない。

でも、たとえどうなるかわからない未来だったとしても、
何かを備えておくことは可能だと思います。

何もしないよりはましでしょ?


最近、メールいただいたいり、電話いただいたり、
お呼ばれしたりしていろいろご相談いただく中で
本当にパラダイムシフトが起きているんだと
実感せざるを得ない場面が多々あります。

どの業界でもそうなんでしょうが、
少子高齢化という地殻変動がいよいよ表面化してきていて、
さらには情報流通の激変で、人の動きが変わり
生き方までもが大きく変わろうとしています。

加えて、国家自体がどう稼げばいいんだ?という岐路に立っていて
「景気回復の兆しあり」なんて言われても、
だれもが先行き不安であることは間違いありません。

でも、そんな中でも僕ら民間人は一生懸命働いて
生きていかなければならないわけで、
そのためには「稼ぐ」ための知恵を絞らなくてはなりません。

正解はだれにもわからないけど、
当たる馬券や上がる株を知っている人はいないわけだし、
ただ他人の腕に依存するそれらの賭けとは違って、
経営戦略は自分たちで操作可能なのだから
いろんなものを参考にして頑張るだけ頑張ってみましょうよ。


昔はよかった、周りはどうだといったところで
自分が、今から、これから、やらなきゃ何も変わらないわけだし。


ま、頑張っていきましょう!



  
| ちょっとまじめな話 | 20:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

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生まれた後は全部私の責任でしょう?

Category:ちょっとまじめな話 Date:2010.02.20 Saturday
最近は、不況だなんだとしなだれてる人が多くて、
社会が悪い、景気が悪い、会社が悪い、と
自分のことは全部棚にあげまくった上で
なんだかリーゼントがはやった頃の中学生のような
泣き言ばかりをよく聞きます。

何かのせいにして逃げるのは簡単なこと。バカでもできる。

そんななか、大変な現実に向き合いながら、13歳の女の子が

「生まれた後は全部私の責任でしょう?」

と歌う歌詞にグッと来ました。




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今、大変な現実があったとしても
諸外国に比べれば、日本に生まれたことは
宝くじに当たったようなものです。

がんばればチャンスだってあるんだし。
大変なことも多いでしょうが、
めげずにがんばっていきましょうよ。

大人の俺らこそ、がんばってあゆんでいかねば。


  
| ちょっとまじめな話 | 01:47 | comments(0) | trackbacks(0) |

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