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街の不動産屋さんの店舗の改善提案など

Category:不動産業 集客と成約 Date:2011.10.21 Friday
ひとり、ふたりでやっている不動産会社さんは
店舗周りに気をつけたほうがいい。

枯れた鉢植えを放置していたり、
お店のテントが色あせて汚れていたり、
壁面広告(窓の図面)が色あせていたり、
指摘したらきりがないくらいダメな場合が少なくない。

自分では日常化しているので気が付かないし
そんなとこまで誰も気にしないよ、って思うかもしれないけど
アカの他人のお客様からしたらそういう細かいところで
良し悪しを判別されることも少なくない、というか
無意識のうちに良し悪しをシビアに判断してしまうのがヒト科の脳構造。
ライバルが絶対いない市場で戦っているならともかく、
過密な不動産業の競争社会で、こぎれいな店舗か小汚い店舗か、
どっちに入るかは言うまでもない。

別段、多額のお金を掛けてリニューアルしなくても
手間と工夫をかけてキレイにするだけでも随分違う。
管理物件がたくさんあってそれで食っていける会社はまだしも
仲介で頻繁に客を迎える店舗なら「おもてなし」を
常に念頭においてお店をきれいにするべきだと思う。

本日、お伺いした会社さんもダメで、最初は世間話をしていましたが
我慢できなくなりいろいろ指摘してあげました。
たぶん本人もこのブログを見ているだろうから、リマインドの意味をこめて
さらには別段お金もらったコンサルではないので、
このブログを見てくれる不動産業のかたのためになればと思い
アドバイス内容をちょっとだけ書いてみたいと思います。



まずは接客スペースが狂おしいほどダメ。

接客スペースが扉を開けてすぐのところにあったが、
椅子に座っても手を伸ばせば出口のトビラに届く距離。
カウンターがあって椅子二つ。
小さな街の不動産屋さんによくありがちではある。
いくら広くない店舗とはいえ、
接客スペースがいちばん犠牲になっているのは商売としてダメ。
バックヤードを犠牲にしても接客を優先するのは当たり前。
自分が広くてゆったり、お客様が狭くてギチギチ、逆だろそれ。

背面にすぐトビラがあるというのがそもそもダメ。
人は背に危機や不安を感じる。背中に出入り口がすぐあって
いつ何者かが入ってくるかわからない状態は不安極まりなし。
お客さんはただでさえ不動産屋に勇気を持って入ってくる。
それなのに背中に不安を置いたままではダメ。
位置的にしょうがないからカウンターをもっと後ろに押し混んで
お客さんのスペースをできるだけ確保するよう指摘。
さらに椅子の背面に衝立を置いて背中に壁を作るよう指摘。
それで、できる限り不安を取り除く。

そしてさらに椅子。
これまた町の不動産屋さんによくある光景ではあるものの
その会社もまたお客さん用の椅子が安い事務椅子。
コーヒーチェーンの椅子は奥にあるものこそゆったりできる椅子だが
手前の椅子は固めの椅子だったりする。
それは回転率をよくするため、すなわちすぐ帰らせるため。
不動産屋がこれをやってどうする。
ただでさえ営業されるのがイヤで不安な状況なのだから
安心してゆったり座れる椅子を用意しなくてどうする。
別段高価なソファーを置けとはいわないが、
せめてそれなりに座り心地のよい椅子を用意すべき。
(もちろんスペースを勘案しながらだけど)

そして見上げた正面の壁。
近代アートのポスターを額に入れたものが飾ってあった。
なんのためにそれが存在するのか意味がわからん。
たぶん額とセットで売ってものなのだろう。
見た感じで明らかに安っぽいし何の飾りにもなってない。
これをはずして、たくさんの額を壁一面に貼り付けるようアドバイス。
中身は建築パース、外観写真、どんなものでもいい。
いままで取った物件の写真のほか、
建築パース集みたいなのを本屋で買ってきて切り抜いて額に入れておく。
建築業ではないが、安っぽいポスターよりもそっちのほうが
はるかに不動産のプロ感がでる。狭いお店でもそういう工夫をすれば
お客さんは専門性に囲まれその気になっていく。

その他、顧客の目に触れるノイズになるものを消す、
無造作に掃除機なんか置いておかない、余計なものは隠せ。
物件台帳なども、外側の見栄えのよいものに変える、
とにかくお客さんの目に触れそうなものに気を使うこと。
お客さんが使いそうな事務道具も見栄えのよいものを置いておく
少々高い文具そろえたって、そんなのいくらもしないんだから。

そして外カンバン。「うちはネットだから」と言っていたが、
それならばネット見てくれと書いておくべき、そういうふうに誘導するべき。
そんなものやっても効果がないかもしれないけれども
殺風景な何もないよりも、にぎやか感を出したほうが
商売として儲かってる感がでてくる、入店しやい雰囲気が出せる。
裏を返せばしんきくさいところには誰も入りたくはない。
派手にしろとは言わない、でも”努力してるふう”には見せるべき。
にぎやかなところに人が集まるのは世の道理、古今東西変わりなし。

これは言わなかったけど、お客さんに出すお茶も紙コップに注ぐではダメ。
ほんとにそんなもの出してたら最悪。接客なんだから気を使わないと。
スーパーの試食コーナーじゃないんだぜ?
何十万・何百万粗利ほぼ100%の商売でしょう?
ある程度それなりの体裁を整えないと。
くだらんところで極小のコストカットしても安っぽさが目立つだけ。


もっともっと、あるんだけどね……。


本日お伺いした会社はおもてなしの心が決定的にかけていて残念。
ご本人はどう捕らえたかわからないけど、
貴重なアドバイスを無料でしてあげたし、
ご本人にやる気があれば変わることでしょう。

うまくいっている会社さんはどこでもそうだけど、
指摘してあげたらその瞬間にすぐ変えようとする。
逆にダメな会社は同じまま、出来ない言い訳ばかり言う。

パッと見の店舗フロントだけでもこれだけあるし、
詳しく見ていけばそこさえもまだまだ改善点が多々あると思う。
直せるところはたくさんあるし、そういうちょっとしたことの積み重ねが
成約率の向上をもたらし売り上げを上げ、利益を上げる。
何も変えなくていいのは伝統のあるところだけ。
中小零細はよりよく変化していかなくては。

これをご覧の不動産屋さんもぜひ一度店舗周りを見渡して
お客さん目線でおかしなおところはないか、
チェックしてみてください。完璧な会社など少ないはずだから。
客の目は俺なんかよりはるかにシビアだよ。


  
| 不動産業 集客と成約 | 00:44 | comments(0) | trackbacks(0) |

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