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ネットで賃貸が決まる時代、物件だけで選ばれると「次がない」

Category:不動産業 集客と成約 Date:2016.09.08 Thursday

リクルート住まいカンパニーさんがおもしろいアンケート結果を発表しました。

首都圏の賃貸お部屋探しユーザーの行動・動機などによる調査です。

要約すると、、、

>>いまや賃貸物件探しは「ネットで探して」「現物(物件)は確認程度」が主流?!(FDJオンライン)

いまや賃貸物件探しは「ネットで探して」「現物(物件)は確認程度」が主流となっている。部屋探しの平均期間は一か月未満。そして、ネットで選別された後、訪問する会社はわずか1〜2店舗

賃貸市場ではもはやネットが主戦場と言って間違いないだろう。

だそうです。

 

僕らの世代が上京した時はネットなどなく、都会に住む親戚に賃貸情報雑誌やアルバイト情報誌を送ってもらったり、はたまた勢いで上京して勢いで決めてくるってことしかできませんでした。(そしてたいていテキトーな物件押し付けられるとか)

 

いまや便利になったもので、スマホからいつでも思ったときに検索して探すことができる時代です。

とはいっても、意外にスマホよりもまだまだPCで探す人が多いようですが、アクセス状況などを見てますと半々といったところでしょうか。やはりパソコンのほうが画面がデカくて文字も打ちやすい分だけ、ちょっと前に騒がれてたようなスマホ一辺倒にはなりにくいとは思います。

ま、今の時代、仕事も学業でもパソコンつかいますからね。両方ですよ。

とにもかくにも、スマホやパソコンで部屋決めされてしまう時代とは、来店のはるか手前で選別されてしまうということです。

 

実際に来店(訪問)は平均1.6店舗、一回も訪問してないも9.9%もいます。多くの人が1店舗だけの来店ですましています。

売買と違って物件だけでスパッと決める軽薄さが透けて見える感もありますが、だからこそ市場の出物(広告掲載の物件)の半分以上が囮(おとり)物件だといわれるような事態になっているともいえます。

 

賃貸会社さんを回っても実のところ集客は不動産ポータルサイト頼みになっている面が強いです。つまり物件頼みと。

かつてはポータルだからと最低限の物件情報入力しかしない、という会社も多かったですが、いまやポータルが主戦場ですから、そこで選ばれるために自社サイト以上に気合入れて情報公開している会社がいくつも見受けられます。

自社サイトにおいては、リニューアルして効果があったという方々なんかも結局 ” リニューアルして物件入力しまくったとかいままでやってなかったスマホ対策やったから " という単純な理由がネット集客増につながっているだけであって、あまり特出した戦略的な成功例ってなかなかないです。

(つまり若者ウケするデザインでつくって、スマホで見れるようにして、物件情報充実させればいい、と)

 

ただ、いくら集客あっても、物件だけで選ばれると「次がない」って残念なことになります。

 

よく安売りを戒める経営戦略書などで「安さで選ぶ客は安さでほかに流れる」とか言われますが、それと同じですね。

「物件だけでえらぶ客は物件だけでよそに行く」ので、いくら "うちでも紹介できますよ"と言ってみたところで関係が密でない会社とはそれっきりの関係になります。

「次もこの会社で決めるのが安心」という継続性がなくなってまうということです。商売としていちばんおいしいところを失うもったいなさ!

 

集客単価(コスト)や手間が上がってきている今、焼き畑農業がごとく次へ次へと新規集客していくよりも、きちんとした農耕型戦略つまり、一度決めたもらったお客さんには次も自分トコで決めてもらうって流れにしてもらいたいものです。

 

賃貸会社さんで戦略的な成功例とかいえば、やはり「長期的な観点から地元地域や保有顧客への接触サポートなどがしっかり行って、顧客循環の輪がきちんと出来上がってる」が昔からのセオリーです。

 

それを具現してたのが各地の地場大手とよばれる賃貸管理を一手に引き受ける総合不動産会社でした。

しかしながら、今の時代、かつては地元地域貢献・業界貢献へも熱心だった地場大手も世代が変わり変化してきました。
軽薄短小な効率化や費用対効果などといった言葉に踊らされ、短期利益に結び付かないそれら貢献の類は軽視しがちになっています。だから、昔は絶対的に強かった地場大手も、大企業にじわりじわりとシェア侵食されている感があります。

ひょっとしたら地方経済の疲弊の原因も知れかもしれませんね。あらゆる産業で同じようなことが起こっていて、地域貢献や顧客との関係性が軽視され、地場企業が外から来た大手にやられて最終利益が大企業によって東京にせっせと持っていかれてるからなんじゃないでしょうかね。

 

上記調査を見て、そんなことを思いました。

 

逆に言えば、そうした軽薄な対応の時代だからこそ、物件だけじゃなく、会社も人も売り込んで、顧客ときちんと関係を築いて、地元貢献もしっかりと行えば、大いなる勝ち目があるんじゃないでしょうかね。

実際そういう会社がうまくいってるし。

 

 

台風一過、がんばっていきましょう。

 

  
| 不動産業 集客と成約 | 17:22 | comments(0) | trackbacks(0) |

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