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不動産業のターニングポイント

Category:不動産業 集客と成約 Date:2005.11.13 Sunday
Yahoo!News見てたら、下記のようなニュースが。



中古住宅の実勢価格、来秋からネットで公表

 不動産業者で組織する全国の不動産流通機構が、2006年秋から中古の住宅やマンションの最新の実勢価格を、インターネットで無料公表することが12日、明らかになった。

 一般の消費者にとって中古物件の価格情報は、広告など売り手の「言い値」がほとんどで、販売価格が妥当かどうか判断しにくいのが実情だ。実勢価格の公表は、物件を探している人と売却を考えている人の双方に、売買をスムーズに成立させるための有力な情報を提供するとともに、価格をめぐる買い手と不動産業者などのトラブルを防ぐのが狙いだ。

 実勢価格を公表するのは、東日本、中部圏、近畿圏、西日本の4地域に設けられている不動産流通機構で、4機構の共通ホームページ「レインズマーケットリサーチ」で行う。

 利用者がホームページで、建物の種類や地域、間取り、築年数などの条件を設定すると、該当する最近の取引の売買価格と物件の面積が、1件ずつグラフ上に表示される。個人情報を保護するため、個別の物件名などは明らかにしない。

 現在も、地域や間取りごとの平均取引価格は公表しているが、1件ごとの取引価格は公表していない。業者間の情報交換のために機構が蓄積している不動産取引の内部データを活用する。

 来秋からの試行を経て、2007年度に本格稼働する予定だ。国土交通省も、公表システムの開発のために資金支援する方針。

 日本の中古住宅の市場規模は、アメリカなどに比べて小さく、住み替えは活発でない。子供が独立した高齢者世帯が広い家に住み、広さを求める子育て世代が家に狭さを感じているケースも多く、住み替え促進が必要だとの声も多い。実勢価格の公表で、中古物件の取引が促進されるとの期待もある。

(読売新聞) - 11月13日10時47分更新



先日のFDJ社のセミナーでもさくら事務所の長島さんがおっしゃってた中古住宅の促進策ってやつでしょうか。

実際のところ、レインズに成約事例をみんなちゃんと載せているっていうとかなり怪しい。
しかも、成約じゃないにしてもデータ不備が多すぎるので正確な把握には(今のところ)なりえないでしょう。地方ではレインズ成り立ってないってとこも多いそうだし。

けれど、都市部ではレインズがちゃんと稼動しているし、データも(以前に比べれば)ちゃんと入れるようになってきたらしいので、一般の認知が上がって行けば非常にすぐれたインフラになるでしょうね。


しかし、、、!


こりゃ、レインズ統合の橋頭堡でしょうか。

レインズ合体⇒一般公開⇒不動産ジャパンと合体 ってなると、完全なる元付け主義が完成します。

もう物件を貸す貸さないとかっていうご近所紛争を超えた(物件受託力のある)大手独占構想です。

ネット社会が覆らない限り、顧客の情報源としてネットはその重要度を増すでしょう。ユーザーはどんどんと使われていくでしょう。
その入り口の大部分が、不動産ジャパン=レインズとなったとき、その場に登場することさえ出来ない中小不動産会社の末路は言わずもがな。

大手に物件が集中する。

受託力がない=物件がない=客付けさえ出来ない状況になるかもしれません。極端なこといえば、従来型の仲介ビジネスモデルの崩壊。
(お客はいるのに、客付けできない、物件を貸してもらえないってこと今でもありませんか?)

客付けできなくなるだけではなく、ユーザーへの情報訴求力が高まれば、旧来型の営業ってのも崩壊するような気がします。

情報をユーザーが持つってことは、ユーザーの業者選択の眼が厳しくなるということ。実際、ぼくが家探しをしたときに(売る側として)対応してくれた不動産会社方々は大手・中小含めて、とても3%+6万円レベルのお仕事とは見えませんでした。全体的にだらしなかったし、強引だったし。
そんなのいまどきのユーザーはすぐ見抜きます。


そうこう考えたら、右から左のビジネスモデルはもう終りにして、営業をコンサルに転換して、家業を事業に展開していかなければまずいですね。

大手だって個人レベルでは大した営業活動してないんだし、中小はこの点を突き詰めていけば勝てる施策なんかいくらでもありそうです。
どのみち、付加価値的な業務展開が出来ないところは滅び行くのが資本主義に生きる者の運命ではありますが。


ちょうど、FDJ社の懇親会の場でとある方に、今後の仲介ビジネスのあり方というお話(このままだとたぶんダメになるよねって話)をお伺いしていたので、今回はタイムリーなニュースでした。

経営・営業、ともに不動産業界は大きなターニングポイントにさしかかっているのかもしれません。


  
| 不動産業 集客と成約 | 19:37 | comments(2) | trackbacks(2) |

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コメント

はじめまして。

ほんとに、みなさんおっしゃるんです。「隙だらけの業界だと」(丸く言ってます。。。)
実際、転職してくる人が多いんでしょうけど、みんななれてきちゃうのか、恐怖しちゃうのか、営業活動に隙ありです。

つまり、会社に仕組みがないと。
イケイケの営業姿勢ってのは、不動産業界に限らず、どこの業界にも見られるんですが、ただ売ればいいというモノでもないですし、ユーザーがどんどん賢くなる現状ですから、共有側もがんばってレベルアップしていかなきゃいけないんですね。

つらいところではありますが、コンサルタントとして、サービスマンとして、知識も接客も身に付けなきゃいけませんよね。
雨に降られて、ポスティングにまみれて、コンサルなんて柄じゃねーよって思われる方もいらっしゃるでしょうが、考えてみればみんなベンツよりはるかに高いモノ売ってるんです。
それに、売ってからの満足度ってすごく高いじゃないですか。売ってからこんなに感謝される業なんて世の中そんなにないですよ。
さらにいうなら、反響営業がほとんどじゃないですか。ふつうは飛び込みしまくって断られてボロクソに言われて泣きそうになるんです。
お客さんが来てくれて、買って喜んでくれてなんて業ってなかなかないです。すばらしいのです。仲介業。
みんな気がついてなさすぎ。

もっとサービスよくして、コンサル化すれば、って思います。
ただ、やっぱり「気合でGo!」の会社って多くてたいへん。
気合って大切なんだけれど、恐怖で社員を動かすよりも「意欲」で動かしたほうが何倍も効率がいい。

大体にして、世の中に情報があふれて「機能・性能」もさることながら「その後の生活」ってのにも傾倒している現状において「コレがいいです!買いましょう!」だけの口先だけではどうにもこうにも限界がありそうです。
自動車だって最近は「子供と一緒にどこ行こう?」とかってキャッチコピーに変わってきて、性能や損得よりも買ったあとの「くらし・生活」を売るじゃないですか。

買うとどうなるか?どういうものが買えるのか?どういうものを選べばいいのか?
モノに人を付ける営業より、人にモノを付けるコンサルほうがよほど世のため人のためになり、収益も上がろうってものなのに。

それがコンサル営業だと思います。


レス長くなりました。。。。

| toriumi | 2005/11/14 7:03 PM |
はじめまして。

>大手だって個人レベルでは大した営業活動してないんだし、中小はこの点を突き詰めていけば勝てる施策なんかいくらでもありそうです。
>どのみち、付加価値的な業務展開が出来ないところは滅び行くのが資本主義に生きる者の運命ではありますが。

全く同感です。
アイディーユーの不動産ネットオークション等のように、売り手と買い手をマッチングするシステムが発展してゆくと、「周旋屋」と揶揄される業者は淘汰されてしまうと思います。
一方で、この流れは大手業者にとっても両刃であり、仲介業者の存在意義が問われ始めています。
そういった中では、いかに一人ひとりの顧客に合ったサービスを提供できるかが勝負の分かれ目となり、会社の規模でなく担当する人の力量次第ということになると思いますので、中小業者でも勝算はあると思います。
| Precious Works | 2005/11/14 6:23 PM |

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