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DNSの混乱。
Category:日記 Date:2006.04.02 Sunday
本日は、オープン初日なのに、早々しくじってしまいました。
午前中多くの地域で、午後一部の地域で、新サイトを見ることが出来ませんでした。
関係者の皆さん、ほんとうに申し訳ありませんでした。
原因は、DNSの浸透がうまくいかなかったためです。
今回はサーバーの引越しがありましたが、その引越し時に引渡し側と受け渡し側の調整がうまく取れていなかったのです。
DNSっていうのは、ネット上の案内人の集まりという感じのもので、どこにそのサイトがあるのかっていうのを案内してくれる仕組みのことです。
ドメインネームシステムっていいます。
その案内人(ネームサーバー)がたくさんあるのですが、全員に転居の通知をしたくても、なかなかいきわたらないんですね。なので、転居をしっているDNSサーバーは新サーバーを案内するし、まだ知らないものは旧サーバーの情報を案内します。
なので、サイト自体は切り替わったのに、古いものが見れるっていう混乱した現象がどうしても発生してしまうのです。
回避の方法もあるのですが、その調整が不十分であり、今回のような「新サイト」が見れないという状況が発生してしまいました。
午後に、ほぼ見られるようにはなりましたが、一部の地域で見れない様子。
こればかりは、いかんともしがたく、情報の浸透を待つよりありません。
ちいさな不備などまだあり、今日もクレームたくさんで対応や処理に追われていましたが、初日の混乱はまだ続きそうです。
関係者のみなさん、申し訳ありません。
休日出勤中。
Category:日記 Date:2006.04.02 Sunday
昨日は、DNSの問題で新サイトが表示される・されないの問題があったので、本日も出勤しています。
ちょっとした(業務上の)不具合もあったり、修正しなきゃするために色々調べたり、質問の電話などもたくさんあるため、結構大変です。
1人で企画運営からサポートまでするのはなかなかたいへん。
けれど、サイト自体は前作よりも内部的にはかなり好評いただいていますし、友人知人などに見てもらった限りでも評判はいいので、安定運用期にさえ入れば、成果も出てくるんじゃないかと思っています。
フェアのぬり絵もかなりたくさん来ていますしね。
ちょっとしんどいですが、安定期にはいるまで、ここが頑張りどころです。
ちょっとした(業務上の)不具合もあったり、修正しなきゃするために色々調べたり、質問の電話などもたくさんあるため、結構大変です。
1人で企画運営からサポートまでするのはなかなかたいへん。
けれど、サイト自体は前作よりも内部的にはかなり好評いただいていますし、友人知人などに見てもらった限りでも評判はいいので、安定運用期にさえ入れば、成果も出てくるんじゃないかと思っています。
フェアのぬり絵もかなりたくさん来ていますしね。
ちょっとしんどいですが、安定期にはいるまで、ここが頑張りどころです。
甘すぎるお好み焼きとたこ焼き。
Category:日記 Date:2006.04.03 Monday
以前のエントリー
http://toriumi.jugem.cc/?eid=962 の続き。
本日、会社のほうに届きましたよ、虎屋のお好み焼きとたこ焼き!
とても、甘い!
お好み焼きはマロンケーキ、たこ焼きはシュークリーム。
たこの代わりに、ナタデココが入っているのが絶妙!
もちろん、おいしい。
こういうのって、届いてみるとショボイってあるじゃないですか。
でも、これは全然そうじゃなくって、間近でみてもなかなかにリアルなお好み焼きとたこ焼きでしたよ。
大きさといい、形といい、絶妙です。
食べていて、違和感がとても面白かった!
贈り物に最適です。喜ばれること間違いなし!
怠惰な人生を一刀両断。
Category:日記 Date:2006.04.05 Wednesday
新選組幕末の青嵐
木内 昇
電車に乗る時間が長いものですから、本をよく読みます。
最近は、上記の新撰組の本を読んでます。
内容はもとより、書き方が独特のとてもよい作品です。
武士になりたくて、なりたくて、生き方に迷って、迷って、戸惑って。
やっと掴んだ栄光を守るため、時代に抗って。
時代の中で、様々な思想と夢と希望と欲望が入り乱れながら、まだ20代、30代前半の若者が、時代の中で懸命に生きている。
そんな新撰組の姿を描いています。
現代より、あらゆる面ではるかに不自由な時代に、自分たちの力で、信念と夢を信じて生き抜く様は感動です。
それに自分を照らし合わせると、なんて怠惰な人生を送っているのだろうと反省してしまいます。
「時代が違う」なんて思いはあるものの、そんなこといつの時代もだれかの言い訳だよと思わなくも無い。
時代の渦中にいると、見えないものもあり、過ぎてみて初めて「あぁ、そういう時代だったんだなぁ」って事もあるし。
立派な大儀名文などは持ち合わせてないしそんな状況には無いけれど、自分の今在る状況の中でくらいはベストを尽くさないと、人生にウソつくことになっちゃうなぁと考えています。
怠惰を断ち切るには「習慣化する」が一番だとおもうので、毎週火曜日7:00は勉強会を開催しようと考えています。最初は1人で、徐々に仲間を集めて。
やっと、リニューアル一週間。
Category:不動産業 集客と成約 Date:2006.04.09 Sunday
あたらしいイエステーションサイトがリニューアルして1週間が経過しました。
この一週間は、不具合対処、CMSの利便向上、加盟店サポートなどに明け暮れ大変でしたが、内外ともにお褒めの言葉もたくさん頂き、充実した日々でした。
前回のサイトは、妥協せざるを得ない部分が多々あり、調整が付かずおざなりになった部分がありましたが、今回は当初から「社長が思うとおりにやってみろ」とすべて任せてくれたため、情報設計の部分から、誘導シナリオ面にいたるまで全部をプロデュースすることが出来ました。
途中でいろいろ思いついたり追加修正もあったりと製作会社さんを困らせることもありましたが、無茶をなんとか予算内で実現することが出来、満足しています。
結果はまだまだですが、アクセス解析にUrchinを採用し、アクセスログも詳しくとれるようになったため、加盟店さんにもいままで以上のレポート・情報提供ができることでしょう。
前回とログの質(見方)が違ってきているので、単純比較はできないのですが、ずいぶんと狙った感じの誘導ができていて、自分でもびっくりしています。
P-D-Cのサイクルで物事を考えるというのは当然なんですが、これほどP-D(Plan-Do)がうまくいくと、C(Check)で余計なことをしてしまわないか大変です。
不動産売買というどうしてもリードタイムの長い商材なので、リニューアル→即効果というわけにも行きませんが、ユーザーの動向をみていると、「反響」だけではない、リアル店舗への寄与というのも見えてきます。
そもそも、WEBサイトというのは集客だけではなく、名刺のような効果もありますし、不動産なんて買い物カゴに商品入れて買うわけにもいきませんから、単純に「反響」だけが効果ではないのです。
どうしてもサイトはいままでの「チラシ営業」の延長で集客の代替手段と考えてしまいがちですが、そうじゃないんです。
いまのユーザーは必ずネットで会社を調べようとします。
だから、やはりサイトは「集客の手段」のその前に、「雰囲気作りの場」でもあるんです。
もちろん、サイトばかりきれいで人のよさそうなことをいくら謳っても、リアル店舗が汚かったり、強引な営業だったりすると逆効果なわけです。
そう考えると、WEBもリアルもきちんと連動する体制を整えないと、効果もヘッタクレもないわけですが。
そんなこんなを考えていくと、まだまだ実現するべき(できた)ことがたくさんあって、手直ししたい部分もあるのですが。
これ以上、周囲を困らせるわけにはいきませんので。。。
この一週間は、不具合対処、CMSの利便向上、加盟店サポートなどに明け暮れ大変でしたが、内外ともにお褒めの言葉もたくさん頂き、充実した日々でした。
前回のサイトは、妥協せざるを得ない部分が多々あり、調整が付かずおざなりになった部分がありましたが、今回は当初から「社長が思うとおりにやってみろ」とすべて任せてくれたため、情報設計の部分から、誘導シナリオ面にいたるまで全部をプロデュースすることが出来ました。
途中でいろいろ思いついたり追加修正もあったりと製作会社さんを困らせることもありましたが、無茶をなんとか予算内で実現することが出来、満足しています。
結果はまだまだですが、アクセス解析にUrchinを採用し、アクセスログも詳しくとれるようになったため、加盟店さんにもいままで以上のレポート・情報提供ができることでしょう。
前回とログの質(見方)が違ってきているので、単純比較はできないのですが、ずいぶんと狙った感じの誘導ができていて、自分でもびっくりしています。
P-D-Cのサイクルで物事を考えるというのは当然なんですが、これほどP-D(Plan-Do)がうまくいくと、C(Check)で余計なことをしてしまわないか大変です。
不動産売買というどうしてもリードタイムの長い商材なので、リニューアル→即効果というわけにも行きませんが、ユーザーの動向をみていると、「反響」だけではない、リアル店舗への寄与というのも見えてきます。
そもそも、WEBサイトというのは集客だけではなく、名刺のような効果もありますし、不動産なんて買い物カゴに商品入れて買うわけにもいきませんから、単純に「反響」だけが効果ではないのです。
どうしてもサイトはいままでの「チラシ営業」の延長で集客の代替手段と考えてしまいがちですが、そうじゃないんです。
いまのユーザーは必ずネットで会社を調べようとします。
だから、やはりサイトは「集客の手段」のその前に、「雰囲気作りの場」でもあるんです。
もちろん、サイトばかりきれいで人のよさそうなことをいくら謳っても、リアル店舗が汚かったり、強引な営業だったりすると逆効果なわけです。
そう考えると、WEBもリアルもきちんと連動する体制を整えないと、効果もヘッタクレもないわけですが。
そんなこんなを考えていくと、まだまだ実現するべき(できた)ことがたくさんあって、手直ししたい部分もあるのですが。
これ以上、周囲を困らせるわけにはいきませんので。。。
地方によって検索結果が違う。
Category:インターネットとか Date:2006.04.10 Monday
いまさらながらですが、ヤフーの検索結果って、地域によって違うって判明しました。
あたらしいホームページがヤフー検索の不動産売買で2位になったよって、北海道にいるエビヤと電話で話していたんです。
すると、「ん?2位じゃないですよ、不動産売買で6位ぐらいですよ」って。
で、他のもので検索してみたところ、やっぱり違うらしい。
傾向的にはやはり地域モノが上位にあるらしいのです。
以前、とある検索エンジン中の人から実験的に検索結果の表示を(地域?ランダム?)に変えたりしていると聞いたこともあるし、地域によって違うってのもどこかで聞いてはいたんですが、検証してみたことはなかったんで新鮮な驚きがありましたね。
地域モノが上位に来るのは非常に便利ですね。
地方在住の友人いわく、ネットでさがしても東京のものしかでてこないから不便。なんていわれたことがありますが、地域モノが上位に来ると断然探しやすいですね。
現代のイエローページですからね。探したいものがスパっと探せないと意味が無いもん。
WEBサイトの99%は人の想いで出来ている。
Category:インターネットとか Date:2006.04.10 Monday
先日来、友人といろいろ話していて、いろんなサイトを見ながら思ったのです。
世にキレイなサイトはたくさんあるけれど、イマイチ「カタログ」や「お仕事」がおおいなぁって。
WEB2.0だなんだといったところで、今後どんなにWEBのトレンドが変わっても、WEBサイトのほとんどは「人の思い」でできているとおもうんです。
いろいろ便利になったり、きれいになったりしたところで、結局のところそれ自体を表現するのもそれを見るのも「人」だろうって。
たとえば、更新作業にしても、不動産でいえば、岩原さんのようにひとつひとつをだいじに「創る」ひともいれば、「仕事だから言われたから」と無味乾燥に「入力作業」する人もいます。(現実は無味乾燥派がほとんど。)
あたらしいイエステーションサイトでは、見せ方を工夫してなるべく「センス」に頼らない入力が出来るようにしましたが、それでもやはり「センス」によって差が出てしまいます。
いくら良い器(うつわ)をつくったとしても、最後に魂を入れるのは、日々操作をする情報入力する「当事者」しかできません。
デカルトが「我思うゆえに我あり」と唱えたように、最後の自分までは取り除くことが出来ないのかもしれません。
そう考えていくと、やはり「いいシステム」をつくることが重要なのではなくて、「いい運営」をしていくことが大事になってくる気がします。
もっといえば、「いい運営」をしていくために、「いい企画」「いい戦略」をはじめから設計していくことが重要なんじゃないでしょうか。
全国のいろいろなサイトを見ていますと「製作会社の言いなり」もしくは自社の言い分を「製作会社が言いなり」で作ったサイトが多くあります。
とてもったいない。
数年前は、多くの企業では自社のサイトなんて存在しなくて、自社を知ってもらおうとすれば、営業マンがパンフレットをもっていくか、広告の極々限られた枠の中でしか世間様に説明するしかありませんでした。
一般消費者や興味をもってくれた人が「どんな会社だろう?」と思っても、その人たちには「知るすべ」がありませんでした。
そのためにわざわざパンフレット請求したり営業呼んだり出来ないしね。
それが、いまやWEBサイトで表現できる時代です。こりゃすごいことです。
言いたいことを言いたいだけいえるんですから。誰にでもいつでも見てもらえるんですから。
自社専用の放送局を持っているようなもんです。
自分がどんなサービスができるのか、自社の商材はどんなものなのか、どういう想いで事業をしているのか、、、いろいろいえることがたくさんあるはずです。それが一挙に表現できてしまう!
不動産でいえば、その物件がどういう物件なのかを詳細にレポートし、プレゼンすることが可能!
これは物件情報(チラシや情報誌)の1物件1コマでは絶対にできないこと。
なのに、無味乾燥な状態じゃ非常にもったいない。
多くの産業で、競争が激化している現代において、人がイエローページのようにインターネットを使う現代において、そのプロフィールブックとなるWEBサイトは何よりも大切にしなければならないものです。
それは、技術ではなく、人が創るものだと思うんです。
人が創り、人が育てていく、そういうサイトこそがいいサイトだと思うんです。
たとえ華々しくはなくても、流行に乗ってはいなくても、いいサイト・悪いサイトの違いは「人の想い」が入っているかどうかで決まるもの。
そんなこんな考えていると、まだまだいいサイトがつくれそうだなぁって思います。
世にキレイなサイトはたくさんあるけれど、イマイチ「カタログ」や「お仕事」がおおいなぁって。
WEB2.0だなんだといったところで、今後どんなにWEBのトレンドが変わっても、WEBサイトのほとんどは「人の思い」でできているとおもうんです。
いろいろ便利になったり、きれいになったりしたところで、結局のところそれ自体を表現するのもそれを見るのも「人」だろうって。
たとえば、更新作業にしても、不動産でいえば、岩原さんのようにひとつひとつをだいじに「創る」ひともいれば、「仕事だから言われたから」と無味乾燥に「入力作業」する人もいます。(現実は無味乾燥派がほとんど。)
あたらしいイエステーションサイトでは、見せ方を工夫してなるべく「センス」に頼らない入力が出来るようにしましたが、それでもやはり「センス」によって差が出てしまいます。
いくら良い器(うつわ)をつくったとしても、最後に魂を入れるのは、日々操作をする情報入力する「当事者」しかできません。
デカルトが「我思うゆえに我あり」と唱えたように、最後の自分までは取り除くことが出来ないのかもしれません。
そう考えていくと、やはり「いいシステム」をつくることが重要なのではなくて、「いい運営」をしていくことが大事になってくる気がします。
もっといえば、「いい運営」をしていくために、「いい企画」「いい戦略」をはじめから設計していくことが重要なんじゃないでしょうか。
全国のいろいろなサイトを見ていますと「製作会社の言いなり」もしくは自社の言い分を「製作会社が言いなり」で作ったサイトが多くあります。
とてもったいない。
数年前は、多くの企業では自社のサイトなんて存在しなくて、自社を知ってもらおうとすれば、営業マンがパンフレットをもっていくか、広告の極々限られた枠の中でしか世間様に説明するしかありませんでした。
一般消費者や興味をもってくれた人が「どんな会社だろう?」と思っても、その人たちには「知るすべ」がありませんでした。
そのためにわざわざパンフレット請求したり営業呼んだり出来ないしね。
それが、いまやWEBサイトで表現できる時代です。こりゃすごいことです。
言いたいことを言いたいだけいえるんですから。誰にでもいつでも見てもらえるんですから。
自社専用の放送局を持っているようなもんです。
自分がどんなサービスができるのか、自社の商材はどんなものなのか、どういう想いで事業をしているのか、、、いろいろいえることがたくさんあるはずです。それが一挙に表現できてしまう!
不動産でいえば、その物件がどういう物件なのかを詳細にレポートし、プレゼンすることが可能!
これは物件情報(チラシや情報誌)の1物件1コマでは絶対にできないこと。
なのに、無味乾燥な状態じゃ非常にもったいない。
多くの産業で、競争が激化している現代において、人がイエローページのようにインターネットを使う現代において、そのプロフィールブックとなるWEBサイトは何よりも大切にしなければならないものです。
それは、技術ではなく、人が創るものだと思うんです。
人が創り、人が育てていく、そういうサイトこそがいいサイトだと思うんです。
たとえ華々しくはなくても、流行に乗ってはいなくても、いいサイト・悪いサイトの違いは「人の想い」が入っているかどうかで決まるもの。
そんなこんな考えていると、まだまだいいサイトがつくれそうだなぁって思います。
不動産取引価格、四半期ごとにネットで公表へ
Category:不動産業 集客と成約 Date:2006.04.11 Tuesday
Nikkei Netより引用
四半期ごとに公開されるようですよ。
レインズ公開への布石でしょうけれど、こういう風にどんどん情報開示が進んでいくのでしょうか。
物件のあるところ、ネームバリューのあるところへと消費者がどんどん流れていくでしょうから、ホントに中小不動産会社はちゃんと戦略を練っていかないと大変になりそうですね。
先日友人とお酒を飲んだ折、賃貸系の小さな会社はたたんでいるところも多いですよっていうのを聞きました。
半額系もだいぶ増えてきましたし、いままでどおりのんびりとっていうのはどうやら危ないようです。
大きなスーパーに地元商店主が淘汰されまくったような現象がおきていくのかもしれません。圧倒的大手と、中規模がなんとかしのぎを削る業界構造が。
もちろん、小さくても生き残ることはできるでしょうし、勝ち残ることもできるでしょう。けれど、もちろんそこには戦略が必要です。
ま、戦略とかおおげさなことじゃなくても「お客さんのために」を考えて行動し、それ仕組み化することができるところってのは強いんですけれど。
とにかく、大変になりそうですね。
不動産取引価格、四半期ごとにネットで公表へ・国交省
国土交通省は不動産取引の実勢価格情報について、インターネット上で一般公開する。価格情報はこれまで不動産業者に限って共有される例などが多かったが、国交省は不動産の登記簿をもとに購入者から情報を集めて四半期ごとに更新する。一般消費者向けの情報を透明にし、取引を円滑に進めるのが狙い。4月下旬に東京など6都市で公表を始め、2006年度中に全国に広げる。
四半期ごとに公開されるようですよ。
レインズ公開への布石でしょうけれど、こういう風にどんどん情報開示が進んでいくのでしょうか。
物件のあるところ、ネームバリューのあるところへと消費者がどんどん流れていくでしょうから、ホントに中小不動産会社はちゃんと戦略を練っていかないと大変になりそうですね。
先日友人とお酒を飲んだ折、賃貸系の小さな会社はたたんでいるところも多いですよっていうのを聞きました。
半額系もだいぶ増えてきましたし、いままでどおりのんびりとっていうのはどうやら危ないようです。
大きなスーパーに地元商店主が淘汰されまくったような現象がおきていくのかもしれません。圧倒的大手と、中規模がなんとかしのぎを削る業界構造が。
もちろん、小さくても生き残ることはできるでしょうし、勝ち残ることもできるでしょう。けれど、もちろんそこには戦略が必要です。
ま、戦略とかおおげさなことじゃなくても「お客さんのために」を考えて行動し、それ仕組み化することができるところってのは強いんですけれど。
とにかく、大変になりそうですね。
不動産業界2.0
Category:不動産業 集客と成約 Date:2006.04.14 Friday
台湾から友人がやってきたので、月曜日まで休暇をもらっています。
今日はわりと時間もあったので、不動産業では話題の金丸さんの新著を一気読みしました。
インターネット不動産経営 勝つための11のセオリー
金丸 信一
今回は、前作と違って、同社の製品「@Dream2000」を使って成功されている会社さんに焦点を当てて展開されています。
1社1社丁寧に本音トークで話されているので、不動産業者さんにとってはとてもためになる本だと思います。
冒頭で金丸さんがおっしゃっているように、けして同社製品の購買促進が目的ではないようで、他の不動産ソフトや自社システムでも十分に活用できるノウハウたっぷりの本でした。
普通はノウハウ話ってあまりしたくないところでしょうが、「うちはこうやってうまくやってますよ。」ってところをいってるのがすごいね。
実際に業務をされている方が、生で話をされているのでとてもためになりそうです。
不動産業って、物件情報ひとつにとっても「隠す」ということが(よくない意味での)慣例としてります。
同じ社内であっても営業マン同士で物件の隠し合いみたいなのもあって、とても不可解な感じです。
イエステーションでやっている地域戦略的な面からエリア分担・業務分担をしているとそんなことはないんでしょうが、営業エリア分担をしていないフルコミ・歩合色の強い会社だと、個人が「いい物件の確保」にはしりますから、どうしてもそんな感じになるのでしょう。
会社単位でも、どうしても共同仲介の全体的な仕組みから「他社よりいい情報の確保」に走り、情報は出さない文化が根付いてしまっています。
だれもが物件を紹介しあえるという共同仲介の仕組みはとてもすばらしい仕組みですが、反面そんなよくない部分があるのも事実です。
それが環境となってしまっているから、全体的に「情報の出し惜しみ」が他よりも強い業界になっています。
そんな中、不動産会社が自社の成功体験を話していくのはすごいことです。
ネットの誕生・進化のなかで、どうやら「出し惜しみは良くないぞ?」と気が付いた会社さんからどんどん発展していっているのが現状ですが、今回の金丸さんの本をよんでそれを強く確信しましたね。
「オープンな時代」に「クローズド」を求めても、顧客は「じゃぁいいよ」ってバイバイしちゃう今、われわれは時代というものに「商習慣を変えなければならない最終的な選択」を迫られているんじゃないでしょうか。
(不動産業界じゃなく、すべての業界がそうだけどね。)
こりゃ不動産業界2.0だね。
今日はわりと時間もあったので、不動産業では話題の金丸さんの新著を一気読みしました。
インターネット不動産経営 勝つための11のセオリー
金丸 信一
今回は、前作と違って、同社の製品「@Dream2000」を使って成功されている会社さんに焦点を当てて展開されています。
1社1社丁寧に本音トークで話されているので、不動産業者さんにとってはとてもためになる本だと思います。
冒頭で金丸さんがおっしゃっているように、けして同社製品の購買促進が目的ではないようで、他の不動産ソフトや自社システムでも十分に活用できるノウハウたっぷりの本でした。
普通はノウハウ話ってあまりしたくないところでしょうが、「うちはこうやってうまくやってますよ。」ってところをいってるのがすごいね。
実際に業務をされている方が、生で話をされているのでとてもためになりそうです。
不動産業って、物件情報ひとつにとっても「隠す」ということが(よくない意味での)慣例としてります。
同じ社内であっても営業マン同士で物件の隠し合いみたいなのもあって、とても不可解な感じです。
イエステーションでやっている地域戦略的な面からエリア分担・業務分担をしているとそんなことはないんでしょうが、営業エリア分担をしていないフルコミ・歩合色の強い会社だと、個人が「いい物件の確保」にはしりますから、どうしてもそんな感じになるのでしょう。
会社単位でも、どうしても共同仲介の全体的な仕組みから「他社よりいい情報の確保」に走り、情報は出さない文化が根付いてしまっています。
だれもが物件を紹介しあえるという共同仲介の仕組みはとてもすばらしい仕組みですが、反面そんなよくない部分があるのも事実です。
それが環境となってしまっているから、全体的に「情報の出し惜しみ」が他よりも強い業界になっています。
そんな中、不動産会社が自社の成功体験を話していくのはすごいことです。
ネットの誕生・進化のなかで、どうやら「出し惜しみは良くないぞ?」と気が付いた会社さんからどんどん発展していっているのが現状ですが、今回の金丸さんの本をよんでそれを強く確信しましたね。
「オープンな時代」に「クローズド」を求めても、顧客は「じゃぁいいよ」ってバイバイしちゃう今、われわれは時代というものに「商習慣を変えなければならない最終的な選択」を迫られているんじゃないでしょうか。
(不動産業界じゃなく、すべての業界がそうだけどね。)
こりゃ不動産業界2.0だね。
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