不動産ネット営業・集客・成約によく効くブログを目指します。

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Category:- Date:2023.08.22 Tuesday

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デジタル社会は、中抜き社会

Category:インターネットとか Date:2010.03.02 Tuesday
ヤフーが、広告枠をこれまでの代理店経由ではく、
オークションによる直接販売もおこなうとかで、
最初はアメリカでの話しだと思ったんですが、
よくみると日本のヤフーのことみたいです。

japan.internet.com 「Yahoo! JAPAN、広告枠取引事業を開始」
http://japan.internet.com/


cnet 「ヤフー、アドネットワークの広告在庫をオークション販売へ」
http://japan.cnet.com/marketing/



これまでの社会は、規模拡大のために
代理店モデルで顧客をドンドン獲得してきましたが、
ネット社会が進行するにつれ今度は逆に
どんどんと直販型重視の中抜き社会になってきています。

いろんな業界の生産者やサービス提供元などの話を聞くに
代理店経由では数字があがらなくなったから、
今後は直販を強くしていく、、と言うのは、
この不景気の深刻化より少し前からよく聞く話です。


情報伝達がスムーズになって、個人と企業、
あるいは小企業と大企業が容易につながる時代になって、
従来あった「仲介者」の必要性が薄れてきています。


加えて、社会がどんどんと便利になって、
いままでは大資本がなければ難しかったことも、
今では(それに比べて)比較的小資本でも
けっこうなことができる時代になったということもあるでしょう。

この現象はいろんなところで感じます。

たとえば、僕もファンである矢沢永吉の一番新しいCD
なんとインディーズだそうです。
http://news.livedoor.com/article/detail/4298415/

媒体としてのCDなど外注してもさほど大変ではないでしょうし、
ある程度知名度や売り先がある場合、もう仲介者としての、
あるいは広告代理店としてのレコード会社は必要ないかもね。
ネット配信もできるしね。


これまで作られた成功のモデル、、、というか、
慣性の法則で、等速直線運動で持ってきたモデルも、
今般の不況と相まって、どんどんと
その速度を落としてきているように感じます。
何もしなければそのうち止まってしまいそうです。

「景気が回復したら…」といくら成功体験に逃げても
過ぎた昔に戻ることなどないと思います。
だって、時代が「変わった」んだから。


 飛ばすぜ Highway 今は 振り向くな
 飛ばすぜ Highway この道続く限り 〜♪



自分がじっとしていても世の中は変わってくるんだから、
自ら前のめりにドンドンと変わっていかねばなりませんね。




  
| インターネットとか | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) |

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不動産営業の絶対評価と相対評価

Category:不動産業 集客と成約 Date:2010.03.04 Thursday
面白い話を聞きました。

人材業界の世界、採用採用場面では、
絶対評価というのと相対評価というのがあるらしいのです。

ざっくりいえば、

絶対評価とは、たとえていうなら全体の中で
特定の基準で選ぶ場合などのこと。
相対評価とは、評価対象との比較で選ぶこと。

たとえば、

前段では資格があるとか経験があるなどの「絶対評価」で選ばれ、
選考の最終場面では残った人間の中から
いい人材をチョイスすると いう「相対評価」で選ばれると。

足きりは「絶対評価(カタログスペック)」、
選別は「相対評価(現況優先)」って感じか。


なるほどね。聞いてみたら当たり前だけどそういうことだよね。

戦略本などで言われるところの集団の戦いと個の戦いに似ている。
総当たり戦の混戦⇒一騎打ちみたいな。


不動産業でたとえていうなら、

絶対評価
とは、たくさんのWEBサイト、会社の中から
この会社大丈夫か?怖くないか?
この物件オトリじゃないのか?評判は?とかなんとかかんとか、
サイト内の情報とか、他社との比較とか
会社の信用情報(WEBの口コミ)とかで選ばれる状態。

相対評価とは、反響後の営業の段階で
A社の営業のBさんは愛想がないけれど知識もあって信頼できるな
B社のCくんはまだ若いけどさわやかな青年だし信頼できるな、
さてどっちにしようか?という営業マンで選ばれる状態。


つまり、

 絶対評価 …… 団体戦(銃弾砲弾の面での戦い)
 相対評価 …… 個人戦(弾幕終わり、白兵戦の戦い)

さらにつまり、

 集客 … 絶対評価(広告費、サイト情報+質)
 営業 … 相対評価(個人、技量、営業ツール)


と。


当たり前だけど、最後は1人しか選ばれないわけですから、
一番最後の相対評価をおろそかにはできない
ということは言うまでもありません。


しかしながら、不動産業では未だに
集客があればなんとかなる感覚が抜け切れていません。
営業がフォローされてない。

現在は多くの会社でネット反響中心で、
その売買仲介不動産業のネット反響単価は2−5万円だそうですが、
成約率となるとだいたい10%前後なので、
成約顧客一人当たりの広告費は20万から50万となります。
2000万くらいの片手だといくらも残りません。

そもそも集客自体が少なくなってきている現況では
広告費換算の前に最終売り上げのためにも成約に着目して
ゴールから入り口を見る必要があると思います。
単純化してみれば、「集客×成約率」なのですから、

  集客100名 × 成約率10% = 成約10名

という現状であれば、社内体制を見直し、
営業効率を見直せば、同じ集客数でも、

  集客100名 × 成約率15% = 成約15名

というふうにすることも可能なわけで、
さらには、万が一集客が半分に減ったとしても

  集客50名 × 成約率20% = 成約10名

と、最終収益はキープできるわけです。
すごいね、掛け算。ぜんぶ掛け算だから、

ほとんど多くの会社は
とにかく集客 ⇒ 営業行ってGo!!! なわけですが、
上手にやってる会社は今や
そこそこ集客 ⇒ スマートに営業 になっています。

以前ご馳走になったとある社長がおっしゃってましたが、
「鼻息荒く女の子口説こうとしたって無理でしょ?それとおなじだよ。」
とおっしゃってましたが、至極明言だと思います。


集客はそんなにドカンと増えないと現実的に考えれば、
最終売り上げ、利益率を上げるには、成約率を上げていくしかありません。
それがこれからの時代の事業の肝となるわけですが、
これがまだまだ理解されないのが
不動産営業ツール提供する我々も大変なところ。


いくらお客さんが来ても決まらなければ1円にもならず、
無駄な接客や案内ばかりで
他業界と違って営業に時間のかかる不動産業では、
まして成果報酬の不動産業では、ましてライバルの多い状態では
集客よりも成約を重視しなくては
これからますます大変になってくると思われます。


ランチェスター戦略では、弱者は袋小路で敵と戦うべし、
武器効率を上げて局地戦を制すべしと教えてます。
気合と根性、弾数とあたって砕けろ総力戦は大手の戦略、
弱者は数少ない機会を確実にモノにしていかなければいけません。

つまり、相対評価では必ずライバル他社に打ち勝つと。

そのためには、すぐにすぐに数字にはならなくても、
会社が長く存続していくのだとしたら、
やっぱりしっかりとした営業の仕組みを確立させ、
(たとえ一人企業でも)企業の風土文化を作り上げ、
何がああっても安定的に数字を出せる仕組み作りが大事だと思います。


営業面で見直せる点はいーーーっぱいありますので、ぜひ、
ライバルに打ち勝つための「相対評価」
を大事にしてみてください。


  
| 不動産業 集客と成約 | 14:30 | comments(0) | trackbacks(0) |

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中小不動産会社における情報配信の大切さ(取材されました)

Category:不動産業 集客と成約 Date:2010.03.05 Friday
本日は某所にてインタビューしていただきました。
※媒体名はまだ出していいかどうか不明なためとりあえず伏せます。

いつもの他媒体みたいに普通にお話かな?と思っていたら、
カメラマンさんに写真もバッチリ取っていただき、
意外にも本格的なインタビューとなりました。
(髪の毛切っとけばよかったよ…)

不動産業界とITについてのお話だったのですが、
話している中で「やっぱり情報配信が一番大事」との結論になりました。

ネット、IT、パソコンなどといっても所詮はそんなもん道具であって
パソコン相手に営業するわけではなく、
あくまで画面の向こう側にいるお客さん(見込み客)に向けて
メッセージを発し、コミュニケートし、それを売り上げに変えて
商売が成り立つわけです。

だから、大事なことはWEBの手法や新しいテクノロジーではなく
商売の原点を何より大事にすること、
WEBのトレンドを抑えることも大事ですが、
それよりもなお、物件をちゃんと更新するとか、
物件情報をより詳しく掲載するとか、
ブログで人柄を伝えるとか、
物件情報だけではなく自社のよさ魅力強みをしっかり伝えるとか、
そういうことが一番大事なのだと、、、
いつも講演などで言わせてもらってることをお伝えしました。

あ、ちなみに、コミュニケーションとは、
「反響があって、それから」の話だけではなくって
お客さんが自社サイトを見てくれた、
それもコミュニケーションだからね。
不動産会社:情報発信、お客さん:情報受信ということだから。
相手からの反応(つまり反響)が欲しければ、
しっかりとその点もコミュニケートしなければ。


最近、月一で行っております勉強会を先日も行ったのですが、
そこでもやはり情報を出すこと、伝えることが話題になりました。

今回は建築会社さんのサイトが話題になって、
せっかくいい建物を作ってても、それがお客さんに伝わらなければ
それは存在しないのも同然だと。

とくに、スペックによりがちなカタログちっくなサイトだと、
やっぱりお客さんは大手に行ってしまいがちなわけで、
中小工務店がそれに勝つにはやはり、そこにしかない魅力、
建物にかける「想い」、地域を愛する「想い」、
そういうものをふんだんに盛り込んで情報配信して行かねばなりません。

昔は中小企業は情報をお客さんに伝えることが難しかった。
でも今はネットがある。自社サイトがある。ブログがある。
SNSだってツイッターだって、プレスリリースだってある。
情報配信の間口はたくさんある。これを使わない手はない。

大きな会社ほどそういうものはリスクがあって、
コンプライアンス、コーポレートガバナンスの問題もあって、
なかなかすんなりできるもんじゃない。
できたとしても、情報配信のネタは弱い。
その点は、地域に生きて地域で暮らす地場の業者にはかなわない。
みんななかなか気がつかないけど、地元で生きる不動産会社は
「地元でやってる」「地域で生きてる」「逃げ隠れできない」
というのは実は大手には真似できない大きな強みなのです。
それをドンドンと情報配信していかなきゃ。


僕のような若造が取材をしていただいたり、
講演させていただいたり、テレビに出させていただいたり
それもこれも情報配信をもう何年にもわたって
地道にずっと続けているからです。
それらは一昔前なら、サイトがなければ、ブログがなければ
決して実現しなかったことです。

身近にあるんだから、すぐできるんだから、
戸に角やらにゃぁ損ですよ。
我々中小零細企業にとっては物凄い威力を持った道具なんですから。

あなたがここまで読んでくれたように、
かならずどこかで誰かが見てくれるはず。
事実、長くやっててアクセスゼロなんてブログは見たことないし。

偶然の出会いがつながれば、
それはきっといつか花咲くものだと思います。


ガンガン行きましょう。今の時代の営業は指先から。
ヘルプが欲しいならぜひご連絡を。

首都圏だと時間が折り合えば、もう無料でお教えに参ります!



  
| 不動産業 集客と成約 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |

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住宅版エコポイント(不動産業者さん向け情報)

Category:不動産業 集客と成約 Date:2010.03.08 Monday
いよいよ、本日(3月8日)から受付開始となりました。


テレビや家電などに比べますとインパクトは弱いものの、
建設/建築/リフォーム業の方々にとって「ないよりまし」だと思います。
後押しになるとよいですね。
特需か?というニュースもありますし。


住宅版エコポイントの詳細は下記専用サイトにて解説されています。
http://jutaku.eco-points.jp/



また、業界紙である新建ハウジングさんのほうで、
パンフレットも配布されていますので、
ご利用されてはいかがでしょうか。

▼ パンフレット(営業/社内教育用)ダウンロードアドレス。
http://www.s-housing.jp/banner_images

 ※ URLが長かったので割愛しています。コピーではなく
   そのままクリックしてみてください。
   (ちなみに、データ量が大きくて開くのに時間がかかります。)



パンフレットはダウンロードもできるんですが、
それをなんと無料で20冊もくれるんですって。太っ腹。
先着順なので、急いで!


住宅版エコポイント 不動産業者向け営業ツール



住宅版エコポイントには申請期限もあるので、くれぐれもご注意を。



それよりもっと大事な住宅ローン控除の説明は、
ぜひ、ローン講座くんでどうぞ。



  
| 不動産業 集客と成約 | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) |

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no title

Category:日記 Date:2010.03.10 Wednesday
つい先日、やっとこ「アバター」を見ることができました。
公開からもう長い時間がたっているのに、
いまだに満員でびっくりしました。

話題の3Dは?というと、とある人が
「最初の宣伝が一番スゴイですよ」と言っていた通り
本編よりもそちらにびっくりしました。
いや、本編もすごいのでしょうが、導入部の通常部分が長かったため
メインのCGバリバリの部分に入る頃には目が慣れてしまい
新鮮な驚きはかなり薄れてしまっています。
3DIMAXだとまた違うのでしょうが。

肝心のストーリーはと言うと、シンプルにしたと何かで見たのですが、
大変面白く引き込まれます。
ジェームスキャメロンはタイタニックでロミオとジュリエットをやったり
昔のモチーフを今に生かすのが得意だと思いますが、
今回は、開拓者とインディアンをSF別惑星でやるという感じでしょうか。
物語のベースをしっかり押さえて置いて、
新しい技術やあっと驚くサプライズを加味するあたりさすがです。



ただ、、、

白人が我々黄色人種に対してやってきたことのSF版だなと
いった感じで、「どの口が言ってんだよ」って感じがします。


奇しくも本日は東京大空襲のあった日。

戦争のことになるとアメリカ人はパールハーバーをよく言いますが、
あちらはアーミーアタック=軍事行動、
かれらのやったことはシビリアンアタック=市民攻撃、
質が全くちがいます。

空襲で、まず周りを焼いておいて火の壁で閉じ込めて
あとからじっくり取り残された人を焼き殺すなど
虐殺以外のなにものでもありません。

彼らの我々黄色人種に対する深層心理での「原住民」視は
昨今の鯨騒動や、あたらに加えられたイルカ騒動を見ても
根本的にかわっていないのだなと思います。
内部の不満(高失業率/不景気/政治の不満)を外にそらす戦略、
あるいはその集団行動心理は、今も昔も、どこの国でも変わりません。
(そう考えるとトヨタもそうなのかもしれません。)

ただ昔は反発してくるであろうことを予想して開戦に持ち込み
日本全土の侵略にまんまと成功したわけですが
今般は反発してこないであろうことを予想しているので、
イルカなどはでっちあげなのだから、地元自治体はじめ政府が
強力に抗議してやるべきだと思います。


世界は戦争を会議に置き換えて
第二次大戦以後驚異的な人類の発展進歩を達成したわけですから、
深刻な対立に至る前に強固に抗議し、話し合いで解決すべき、
なんも主張せず抗議しないから相手から武力で損害受けるまで
自体が発展して取り返しの付かないことになる。

争いの種を作り出そうとする、あるいは
それ自体が巧妙に隠された商売である
「見せ掛けの平和主義」に対しては
弱気にならず強気で対峙して欲しいと思います。
凛とした態度をとること、結局それが平和を達成する道だと思います。

ケンカが弱くても強気で勝気なやつはいじめられないでしょう?
アレとおんなじだと思います。
キチンと主張して争いの元は自ら絶っておかないと。



…、と全然関係ないくくりになってしまいましたが、
アバターは面白かったです。





評価:
朝日出版社
¥ 1,785
コメント:高校生が、、、
Amazonおすすめ度:
頭がしなやかである
結局なぜだったのか・・・
本当におもしろい

評価:
実業之日本社
¥ 1,995
コメント:日本人の気骨
Amazonおすすめ度:
終戦直後、憲法改正を巡るそれぞれの想い。

  
| 日記 | 12:05 | comments(0) | trackbacks(0) |

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利用面でのイノベーション

Category:インターネットとか Date:2010.03.11 Thursday
日本HPが、1台のマシンを10人で共有する
MultiPoint Server搭載機を発売するようで、
何気にこれはすごいなと思いました。

なんたって、モニターとキーボード、そしてつなぐ機器があれば
小規模事務所などでは個々にパソコンはいらないわけです。

あれこれとうるさくなった世の中では社員のパソコン持ち出し防止のために
パソコンに首輪をかけて持ち出し禁止にしているところや、
変なソフト(ファイル交換ソフトとか)を入れさせないように
パソコンごとに高い防止ソフトを入れているところもあります。

が、一台のパソコンで共有できるのであれば、
変なこと(ルール違反)は当然できなくなるし
持ち出しだって当然できません。

社内の担当者だって、管理が1台なのでかなりラクチンです。
会社のIT周りができなくて、当社でも技術担当者が
会社にお伺いしてパソコンのサポートを行うときなどもありますが、
こういうのが普及したら複雑怪奇なパソコン構成もなくて、
大変便利になりますね。


▼レビューはこちらから

http://ascii.jp/elem/000/000/505/505340/


iPad はまだまだキワモノの域を出ませんが、
こちらのほうは、中小零細企業にとって
実需として大変利用価値があると思われます。

価格もさほど高くないので、
リンクが貼ってあれば衝動買いするところでしたが、
残念ながら直販でないと買えないようです。



ハードとしての技術革新はともかく、
利用に即したイノベーションはあらゆる業界で、
余地がまだまだたくさんあるのだと思います。
その根源は「使う人」の側に立った発想から
生まれるものではないかと思います。

当社も新たなプロジェクトを控えていますが、
「使う人」の立場に立った、新たしいサービス提供を
心がけていきたいなと思います。




  
| インターネットとか | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

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フジテレビの誤算 〜既存メディアとWEBの融合は?

Category:インターネットとか Date:2010.03.12 Friday
ライブドア売却はちょっとびっくりしましたが、
「まだ、うわさ」だそうですね。


でも、100億だとかで、フジテレビが得た300億からすると
ずいぶんとさびしい感じですね。
それにしてもフジテレビは何でうまく活用しなかったんだろう?

これからデジタルテレビでテレビ各局はネットを取り込んで
巻き返しを図らないといけないだろうから、
だったらば、強大な余力がまだあるうちに、
100億くらいなら他のテレビ局が買っちゃえばいいのに。


デジタルテレビといっても所詮は電波ですから
ネットのように完全な双方向ではありません。

わかりやすく言えば、
ユーザーは、ウェブサイトの場合は
サーバーに自らアクセスして情報をもらっています。
つまり注文を出して情報をもらっている状態です。
それに対してテレビはデジタルといえども
いわば織り込みチラシのように無作為に消費者に届けている状態です。
WEB=客を補足できる、テレビ=どんな客かわからない状態。

回線をつないで双方向にしてみても、あくまでプラスアルファであって
サーバーにアクセスして常時情報を引き出しているわけじゃないから
ネットメディアの双方向性を利用したリコメンドやら何やら様々な
これからかなり優位になるであろう「つながっている」利点を
テレビでは完全には享受できません。

ただ、テレビはWEBと違って一瞬で多くの人に情報を届け、
購買意欲をわきたてることができるという
ネットメディアではできない強力な利 点もあります。

 テレビの強み: 多くの人にリーチできる。
 テレビの弱み: そのリーチを個々で捕捉ができない、追客できない

だ としたら、出口戦略でキチンとウェブメディアを持って、
そちらで補足できるように施策しておけばよいだけだと思います。


つまり、入口戦略と出口戦略を固めておかないと
いままでのテレビ放送の延長での広告をただ流す媒体だと
ものすごーーーくもったいないと思う。

というよりこのままの延長では、
世界的な既存メディアの落ち込みを見るに確実にダメなんでしょうから
今こそネットをうまく取り込みビジネスに溶かし込んでいかなければ
デジタル放送化でもっと透明になっていく様々な統計によって
伝家の宝刀「視聴率」は相対的に怪しさを増して
テレビはもっと落ち込んでいく気さえします。


要するにメディアを持てば?顧客管理をやれば?ってことなんですけど、
ただたんにネットメディアを持つだけでも
クロスメディア(メディアミクス)といった
広告戦略の展開がすべて自社で展開できるようになるので、
「広告」商売だったらかなりおいしいことができるし、
広告主にとってもかなりのメリットがあるのに
とってももったいない!と思わざるをえません。

(続きはWEBで、、、の続きの広告費も取れるでしょうに!)


お茶の間でみんな揃って番組も広告も見てくれた時代じゃないのだから、
売り上げが落ち込む中、他の業界と同じく景気回復をあてにしても
もうダメだと思うし大変な中、今や消費者にだって好かれてないんだから、
ここで一発ガッツンと何とかしなきゃいけない。

地上波デジタル放送の負担は重いと聞きますし、
計画も進んでいないようですから、ますます負担は重くなるかもしれない。
だから、もうちょっと本気を出したほうがいい。

官僚や政治家の事なかれ主義や、変わらないことへの批判を報じ続ける
メディア自体が変わらなきゃいけない筆頭なんじゃないかと
思えてなりません。

テレビは、まだまだものすごい能力を秘めてて、
やればできる子なんだから、ぜひがんばって欲しいと思います。


  
| インターネットとか | 02:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

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氷河期世代より

Category:日記 Date:2010.03.13 Saturday
日本経済も大変なら、これから世に出る学生さんも大変みたいで
今年は就職氷河期より大変なのだとか。

でも8割も決まってればいいんじゃない?って思ったりもします。

僕らのころも大変でしたけど、僕の経験から言えば、
大変なときにこそ、「当たり前」にやっててもダメだと思います。


自分のことをちょっと話しますと、僕らはもちろん就職氷河期でしたけど、
僕などは、卒業見込書も出ない(つまり留年の危機)くらいの成績でしたし
サークルも目立ったことも何もやってない「ウリ」のない学生でしたけど
内定はかなりたくさんもらいました。

その最大の要因はといえば、「常識を知らなかった」ということに尽きます。

学費と生活費を稼ぐのに必死でしたから、
あんまり学校に行ってなくて、「就職活動のやり方」を
知らなかったんです。でも、それがよかった。

普通は学生課などが主催して一通りの説明をしてくれるのでしょうけど
そのガイダンスなどに出られなかったし、
ウチの学校
はエスカレータなので、大学からの余所者の僕は
学内に友達も少なく情報が全くなかったので普通に就職情報誌を見てました。

で、「おかしいな」と思うわけです。
世の中、中途採用はたくさんあるのに、全然新卒募集がないなぁと。

中途向けの情報誌見て、あるわけがないんだけど、
「でも、みんなスーツ着て行ってるよなぁ?どうしてなんだろう?
みんな気合入ってんなぁ、体当たりしないといけないのかなぁ?」とか
今思えばかなりアホなこと想いながら、
直接履歴書持って行かないといけないのかな?
って思ってホントに行っちゃうわけです。知らないから。

で、就職情報誌に中途採用募集してる企業なんかに履歴書持参で
「あのぅ、人事課ってどこですか?履歴書持ってきたんですけど」
って飛び込み営業かけるわけです。

そうすると、「なんだお前は、面白いな」となって、
たいていは書類審査、筆記試験はパス状態でした。

そりゃそうだよね、言われたとおり杓子定規にやって
指定された時間に来て「御社の企業理念と将来性に惹かれまして〜」
って口上たれる多くの学生よりも、
「僕、どうしても御社で働きたいんです!」って
履歴書直接持ってくるやつ選ぶよね。

若さゆえの情熱は理屈を伴わなくてかまわない。


これはイレギュラーなやり方なんだと気がつくのに数社かかりました。

とある大手企業(会社名は忘れた場所は萱場町あたり)などは、
受付でケンモホロロにはねつけられ、
でも学生らしきのが社内から出てくるところを見て
「募集してるのに、受付のネーちゃんが馬鹿で知らないだけだ!」
なんて勝手に思ってたら、裏口が空いてたんで勝手に入っていって
人事課って聞いたら間違えて営業課に行ってしまって
また「なんだお前、面白いな」ってなって、
イキナリ役員面接なんて場面もありました。


「知らなかった+勘違いしてた」という
最強のコラボレーション、怖いもの無し。

成績もさしてよくない、何かあるわけじゃない、
まして、僕の場合は人よりも2年遅れている。卒業だって怪しい。
でも内定もらいまくり、受けた会社のほとんどは内定、
あるいは最終面接辞退。

そんなこともあるものです。


僕はたんに知らなくて、勘違いで右往左往した結果でしたが、
世の中には要領よく立ち回るやつ、意図して勝ち取るやつ、
戦略的に勝ち取るやつ、コネで勝ち取るやつ、いろいろいるわけです。
ホントに、すごいやつはゴロゴロいる。

そのなかで、バカ正直に決められた手順を決められたとおりに
やっていてもそれだとスペックと毛並みのいいやつに絶対勝てません。
エリート以外は戦う前に負けちゃうんです。
世の中には、少なからず僕のように中間すっ飛ばして
ゴールしちゃうやつもいるんです。
少ないとはいってもその少ないイレギュラー連中が
少ない採用枠を埋めるとしたらその他大勢は相対的に厳しいわけです。


たぶん、エントリーシート出して、、、、とか、
普通の学生のようにやってたら、カタログスペックの全然ダメな僕などは
箸にも棒にも引っかからなかったでしょう。

確かにルールを守ることは大切なことですが、
世の中に出るとある種の結果オーライ(言い方ふるいかな?)は
厳然と存在するわけですから、ガンガン行かないと。


それは社会に出てからのビジネスでも同じ、、、っていうか、
ビジネスはもっと大変。同じことをやってても絶対勝てないし、
バカ正直に人並みをやってるとそれはもう
負けと近い将来の滅亡を認めているようなものなんだから。

学生も企業もやっぱり差別化、他にないやり方、
そして決められた道の外を歩く勇気を持つ、
それをやるしかないでしょう。

僕はまだまだ人様に偉そうに人生訓を説けるほどではないですが、
就職氷河期のニュースを見て、そんなこんなを思いました。



まぁ、いろいろ書きましたが、結局はいいとこの内定全部蹴って、
先物の会社に入って最初の就職で見事スッ転んでるので
あんまりイキがって飛ばしすぎるのも考えものなのですが……。


学生さんも、採用する企業さんも、働き悩むお父さんも、
みんなみんながんばってください。



  
| 日記 | 03:58 | comments(0) | trackbacks(0) |

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言葉のチカラ

Category:日記 Date:2010.03.13 Saturday
先日、魚を食べたくってスーパーいったんです。

で、焼き魚もいいし、さしみも食べたいな、んーと、どれにしようか…

って悩んでいたら、小さな女の子が走ってきて
魚コーナーを覗き込んで、
いろいろ見て回ったり、指で突っついたりしてたんです。

「わー、おサカナさんがいっぱいー!」とか言いながら。



でも、その後につづく言葉に愕然としました。




「ねー、ママー、ママー!」




おサカナさんが、


いっぱい


いっぱい



死んでる…。






もうね、食べる気なんか、吹っ飛びましたよ。

さすがに真顔で死んでるとか言われるとねぇ、、、。



いままで「新鮮な魚」とばかり思ってたものが、
とたんに頭の中で「死んだ魚、魚の死体」に置き換えられて
僕の食欲は大暴落ですよ。

パン買って帰りました。



すさまじいな言葉のチカラ


物体それ自体はかわらないのに、
物の価値を一瞬で変えてしまうこのパワー。



考えてみれば、ネットなどはいかに動画やFlashがどうとはいえ
まだまだ文字ベースの社会。
意思疎通も、ブログやSNS、Twitterといっても所詮言葉主体。

言葉の運用を間違えてしまうと、
せっかく「新鮮な魚」も「死んだ魚」に早代わり、
気をつけなければいけません。


よくメールなんかでも、よくぶっきらぼうな人がいます。
送った側に悪気はなくても、受けた側はイラッとしたりして
感情が対立してしまうことってよくありますよね。

基本は手紙と同じだと思うんですが、
「相手に送る」ということを意識せずに
ぶっきらぼうに返す人が21世紀も10年がたつのに後を絶ちません。

たとえば、不動産の反響への返礼メールでも
「その物件はもうありません」と、
「大変申し訳ございませんが、その物件は終了いたしました」では
受け取る印象は全く違うでしょう?


あんまり丁寧にやりすぎても慇懃無礼になってしまいますが、
ぶっきらぼうになって、
せっかくのコミュニケーションを自ら壊すのは愚の骨頂です。
メールは伝言板ではありませんので、
「相手に送る手紙」だと思ってきちんとシタタメましょう。

 (メール文体の基本)

 1.宛名
 2.前段のご挨拶
 3.本題
 4.後段(プッシュ、お願い、など)
 5.御礼の言葉
 6.署名  ← これがない人も未だに多い。

上司はしっかりと部下のメールをチェックしましょう。
いい加減なものを返していては会社の信頼にかかわります。
言葉のチカラは偉大です。
会 社に対する顧客の食欲を暴落させてはいけません。


ちなみに、「メールの書き方」みたいな本よりも
「手紙の書き方」みたいな本のほうが役に立ちます。

営業メールの書き方なんてのは時代によっても変わるし、
数年前のやつなどはたくさん書くなとか添付するなとか
いまとなっては変なことたくさんあるので全く役に立ちません。


「人に送る」ということを考えるのであれば、
はやりすたりのトレンドではなく、
相手に気持ちを伝えてきた昔ながらのやり方のほうが
絶対よいと思います。


くれぐれも「新鮮な魚」を「死んだ魚」にしないよう
ぜひ、偉大なる「言葉のチカラ」を正しく使い、
この大変な時代を乗り越えていきましょう。






  
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工務店の社長の本を見て、、、サイトを見て、、、

Category:日記 Date:2010.03.14 Sunday
先日ブックオフに行きましたら、知っている社長さんの本
(数年前に出たもの)があったので思わず買って帰りました。

著者は中堅の建築会社(工務店)の社長さんでして、
ちょっと変わった家を建てていておもしろい会社なのですが、
本を読みますと、建物(建築)にかける情熱や、
建物ばかりではなくそこに住む人のそれからの生活から、
地域、社会まで考えたとてもすばらしい内容で、
これは読んだら他の建築会社には目もくれないだろう
というくらいのものでした。

僕も建てるなら、ぜひそこにしたい!と思いました。


で、すばらしいなぁと思って、会社のサイトを見たら、、、


なんだかどこにでもありそうな商品の説明と
どこかの賞をもらったとかの自慢話とかが前面に出て
商品説明も免震だとか、エコだとか、デザインがうんたらかんたら、、、
商品カタログ説明バリバリのプロダクトアウトなんです。

がっかりでした。


オイオイ、本で書いてあった熱い情熱はいったいどこいった?と。
どこにでもあるような商品説明よりも、
それが先じゃないの?と思うわけです。

商品説明なら大手ハウスメーカーと同じじゃん。
だめでしょう小さな会社が同じことで勝負したら。

追随戦略は大きな会社のやることで、
小さな会社はけしてやってはいけないとの戒めは
世にあるあまたの経営戦略本の説くところであります。

大手ハウスメーカーにはない、真似できない、表現もできない
中小工務店は、商品スペックではなく、
熱い思いと、それを具現化した商品で勝負すべき、
カタログスペックで勝負してちゃもったいないと思います。

家電がもう機能や性能では売れないのと同じ理屈です。


くだんのその会社のサイトは、たしかにサイトを深く掘っていけば
熱い想いがなくはないものの、表に出てないからわかりづらいし、
本で感じるあのすばらしさは3%も実現できていません。
実にもったいないと思いました。

少子高齢化が急速に進行し、あわせて国民所得も激減していく中、
さらには物件がありあまってくる未来に向けて、
もう高度成長期モデルのカタログスペックで売るのではなく、
もっともっと人や生活にフォーカスしたモデルに変えていき
マスからニッチに移行する経済に乗っていくべきだと思います。

ひろく大衆を相手にする工業製品と違って、
建築の施主は一人でいいのだから、
(高価と言う意味ではなくて)トコトンコダわった
特殊なカテゴリで勝負してもいいと思うけどね。

そしてそれを、見込み客になる前の前の段階の消費者に
キチンと伝えるべき。熱くね。


とにかく、会社の色を出す、差別化をする、といった
ごく当たり前の戦略的な部分で、建築会社(工務店)さんは
思いを前面に出して、それと商品を結びつけたほうがいいと思います。


みんな、もったいないな。


  
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