不動産ネット営業・集客・成約によく効くブログを目指します。

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とある不動産会社の営業研修に、

Category:日記 Date:2012.03.03 Saturday
先月に引き続き、とある会社さんの社員研修をさせてもらいました。
営業マン総勢40名くらい。

はじまるまえから「メチャメチャええ話やで」とか声が聞こえてきましたので
やや緊張してしまいましたが、始まってしまえばいつもの如く
勝手に興奮してしゃべり続けますが、時間は越さないように気をつけながら
なんとかご満足いただける話になったかと思います。

話の内容はネット時代の営業手法ということでしたが、
まぁ、どちらかというと最近はたんなるネット手法よりも
キチンと営業現場に即したネット活用のほうが重要ですし効果もあるんで、
よく言われる営業は自分を売る、とか会社・店舗の信用作りとか、
そのためにどう最近のソーシャルなんかを活用するのか、みたいな
そういうお話をさせていただきました。


しかしながら、そんな内容はともかく、
一番最後に、聴衆の皆さんの目が輝いたのがうれしかった。

不動産売買仲介はほんとうによい仕事です。
お客さんに一生懸命尽くせば菓子折りもってお礼に来てくれる。
時間割にすれば弁護士より高い報酬をいただきながら、
お客さんにはとても喜んでもらえる。(購買後満足度は非常に高い)
そんな商売、世の中にそうそうあるもんじゃない。
買主さんや売主さんの経済事情を売買活動を通して助けることもできるし
なにより経済をグッとまわすことができる。
3,000万の物件を月3本決めたとすれば、約1億がまわることになる。
個人が数千万の経済を回せる、小さな地域経済内で。
さらには住む人を増やして地域を活性化することもできる。
だからとても良い仕事、どうか自信と誇りを持ってほしい。

そういう話を最後にしたら、いままで反応なかった人も
グッと目を開いてこちらを見てました。心に響いた。
最後の退出時も「ありがとうございました」ラッシュだったので
こちらもとてもうれしかった。
この最後のくだりが一番重要だったのかもしれない。


若い人が多かったので、いろいろキツイとも思いますけれども
そんなのどこいったってキツイから。ノルマなんてどこでもあるし、
基本反響待ちの不動産業界離れたらもっとキツイから。

業界の人と仕事を飲むと「不動産屋なんか〜」と
業界を卑下される方ばかりなんですけど、
でも、今までの取引経験の話となると、イキイキと面白い話をしだす、
当然、困難だった仕事ほど面白い話になり、
それは往々にして人助け的な側面を含んでいるので、
聞いてるほうもグッときたりする。

やっぱり、いい仕事なんですよ。好きなんですよみんな。
その証拠にみんななんやかんや言いながら会社辞めても業界は離れない。

だから、聴衆の若い方にも短絡的に会社辞めるとかしないで欲しいし、
粘れるだけ粘って、吸収できるものはドンドン吸収して欲しいし
数字でガタガタいう上役を数字で見返してやって欲しいと思います。
業界が世間からナナメに見られているならば、
これからはそうならないように自分たちで変えていけばいい。

そのために、僕の話が少しでも役立てればうれしいかと思いました。


この項の最後に、当日おススメしたかったけどできなかった本をご紹介。

はじめて家を建てました

マンガ はじめて家を建てました!
―いちばん最初に読む家づくりの入門書
あべ かよこ (著)

http://goo.gl/CY2TM


売買仲介ではなくて、漫画家が注文住宅を建てる話だけど
お客の心理とか、営業マンへの想いとか、、、、
見ていて仕事に役立つものがあると思います。マンガで読みやすいし。


自信と誇りを持ってがんばって欲しいです。
その会社さんだけじゃなくても、業界の人たち全員に。
もちろん心の内が善なる人々に。

みんなの頑張りが集まってこそ、世の中もよくなると思います。



  
| 日記 | 18:12 | comments(0) | trackbacks(0) |

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震災1年を経ての雑感

Category:ちょっとまじめな話 Date:2012.03.11 Sunday
震災から一年が経ちました。早いようなやっとのような。
犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りいたします。


僕は当日、徹夜明けで家で寝てましたけど、
激しい揺れに目を覚まし、あわててテレビをつけてから
もうずっとテレビ見っぱなしでした。
仕事も全部キャンセルになるし1週間くらいずっと。
阪神のときと違って現地に行ったわけでもなく、
親類縁者がいたわけでもありませんが、
日本人としてとても大きな衝撃を受けました。


今回の震災における情報の伝達は、
史上かつてない情報伝達と共有のときであったと感じます。

ケータイ、スマホ、デジカメ、だれでも持っているような機器で、
だれもがいま起きていることを現場で記録し、
多少のリテラシーがあるものがネットへアップし、
「メディアでない一般の人」が発した情報が世界を瞬時駆け回り、
「世界の誰か」がそれ拡散し、まとめ、編集され、その流通過程の中で
その情報の質によって取捨選択されていき共有されました。

そしてそれらの情報を見て聞いて感じて、
人々の心(感情)もまた共有されていきました。
地球の裏側の明日をも知れない生活のスラムの子達が
世界一豊かな国のために募金をする、なんて端的な証拠です。
みんなが悲しみを共有してくれ行動に移してくれました。

2011年は世界では中東ではソーシャルな革命が起こりましたが、
このように日本では震災を契機としてソーシャルが加速した感があります。

ツイッターやフェイスブックといった特定サイトはもとより、
情報の発信、拡散、加工(あるいはまとめ)において1人簡潔ではなく、
知らない誰かが意図しないまま相互に連携しあって
ネットの中を流れていく、という意味でのソーシャル。

さらにはそれらの情報が元になって人の行動も現れてくる。

実のトコ、従来でも主に2chなどではそういう連携ありましたけど、
ひろく一般に表立ってというのは今般とくにでしょう。

 いろいろあったでしょうけど、僕は謝謝台湾計画に参加しました。
 http://mantou.at.webry.info/201105/article_1.html


また、被災地以外で起こった液状化や不安定だった計画停電、
電車の時刻など、ごく狭い地域に起こった事象では、
本来マスメディアよりは細かく配信できるはずの
ネットメディアでさえキャッチアップできず、
ツイッターやSNSなどが大活躍してました。
(本来停電地域なのに、停電来てない、とかの情報共有。)


みんなが集まり、いろんなところから情報が得られる、
これをいまさらながら知ったのは「震災」という
一連の必然のニーズから、というのが大きかったように思います。


人類の歴史を振り返れば、何かの出来事への対処として何かがなされ
それが人の生活そのものを大きく変化させていくことがあります。
今回の震災はまさにそれだと感じました。
これほど情報の力、伝達の力、共有の力を思い知ったことはありません。


なくなられた方のためにも、残された人のためにも、また復興のためにも、
一個人として、一年経ってさらにこれから何ができるかといえば、
今やっている仕事を真摯に一生懸命やっていくことだと考えます。
日本経済の一員として、一生懸命普通の生活を送る、
日常をちゃんと回し続ける、それが大事かと考えます。

今回得た情報の力、共有の力、そしてみんなで一つになれる気持ちを武器に
はやく不況も脱してよりよい世界を作っていきたいなと思う次第です。

風化させてはいけない、みんなコンビニのお釣りは募金箱に入れよう。

>> ポイントができる募金のまとめはこちらから







  
| ちょっとまじめな話 | 05:35 | comments(0) | trackbacks(0) |

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ご相談に関して、どのようにメールを返そうか悩んで3時間。

Category:不動産業 集客と成約 Date:2012.03.13 Tuesday
ご相談に関して、どのようにメールを返そうか悩んで3時間。


何事も、たぶん、上手くいくには

 最低限の  コスト × 労力 × 知恵

の3大要素が、必要かとおもいます。


予算(コスト)がないなら、頭(知恵)を使って、自分が動く(労力)
アイデア(知恵)がないならコストを払って得る、そして自ら動いて実現する
自分が動きたくないならだれかを動かす(コストをかける)、

まぁ、昔から、いろいろ教えてあげても、
予算がないとか忙しいとかイロイロ言う人は少なくないけれども、
自分が動きもせずにカネもかけずにうまく行く方法はないか、とか言われても
そりゃおれんとこ相談来るのが間違いであって
そこらじゅうにいる何とかの母って占い師んとこいけば?
って思ってしまいます。

ノウハウコレクターとよばれるセミナー巡りばかりしている社長もいて
せっかくイイ事を聞いても実践しないわけわからない状態。
いい話を聞いたら即実践、ダメで元々、ダメなのもまた経験、
どうしたら上手くいくか、追求しつづける人が最後に成果の実を手にする。
もう昔からそれも同じパターン。

何もしない人がある日とつぜん大成功、何もしないのになぜかうまくいく、
そんなん見たことないよ。


必死こいて努力する、とまでしんどいことなくてもよいから
よい話をきいたら実践をしましょうよ。そうしないと何も変わらないよ。
もう十分景気悪いんだから、取り巻く環境はよくないんだから。

とりあえずなんかやってみて、ダメならまた考えて、手を変え品を変え、
いろいろもがいてみるからとりあえず沈まずにすんでる、
大手中小問わずそういう会社も少なくないのでは?

うまくいっている人も楽にやっているように見えて
それなりにがんばっている人なんだけどね。
うまくいっているからこそ余裕が見れるのかもしれないし。

ま、がんばらない人には未来はないです。
いま安定収入ある人も未来に絶対安定なんてないです。
虎の子の収益物件も空室増えて大変なとこもあります。
のほほんとしてる間に物元切り崩されて大慌ての会社もあります。
知らないうちに元気な新参会社にシェア取られて焦る地場大手もあります。

追われるものよりも追うもののほうが強いんです。たぶん。
だからがんばりましょうね。



とりあえず、

上手くいく方法、ではなくて、
「上手くやる方法」を教える研修を近々行います。
一日で一気にレベルアップする、社長さん向けの研修です。
泊りでやりたいのであんまり枠を用意できないから告知できないかも。
(どうしても参加したいという方だけ連絡ください席確保します。)



  
| 不動産業 集客と成約 | 06:34 | comments(0) | trackbacks(0) |

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それ、お客さんに「ヤバイ勘違い」されますよ

Category:インターネットとか Date:2012.03.16 Friday
今日は、ひさびさにメルマガ、というかお知らせを送ろうと思って、
この1年間ほどの問い合わせ等のメールを整理していて、
ついで、というか存在確認のために数百件の不動産サイトを見ました。

よくやってるサイトはそのうち10%もなかった。

ホームページのお知らせのトコがちょうど1年前、ブログが約2年前で
更新が止まってて「潰れてるのかココ?」なんて思ってたら、
物件見たら更新日が数日前とかで、よかった生きてる!みたいな
なんだかよくわからない安堵感を感じたり、、、。

そんな、たとえキレイなサイトであっても更新されていなかったり、
物件情報に魅力もなく中身がない状態であったり、
どんな会社かまったくわからないものがあったり、
コンテンツごちゃごちゃで迷路になって戻れなくなったり、、、

うまくいくとかいかないとかの前に、
よくこれで商売やれてるもんだとびっくりするのがたくさんありました。

ホームページの効果がないとか、SEOが云々いう社長ほど
こんな感じだよね、って思いますが、ちがいますか。


これ、昔よりひどくなってないかい?

昔はホームページ手作りでダサくても、
わかりやすく丁寧に作ってるモノも多かったのに。
(たとえてみたら、昭和の洋食屋さんばかりだったのが
小汚いチェーン店ばかりになった感じ。)


デザインとかじゃなくて、お客さんにどう見てもらえるか。
外出まえに顔洗って寝癖直すように、
会社にパジャマ着ていかないように、
中身がさほどいい男でないにしても
せめて身なりは気をつけようぜ、って思いました。


お知らせも、ブログも、ツイッターも、
マメにとはまでは言わないが、週一回か二週間に一回くらいは、
どんなに遅くとも月に一度は更新しよう。生きてるって示そう。
そうじゃないと、物件をいくら更新してても
8割がたの人は「ここ潰れてる」って思ってしまうよ。不況なんだから。

普通の人は物件更新日チェックしてまで生存確認なんてしてくれない。
他にも不動産サイトはたくさんあるんだからサクッときられてしまう。
がんばっても全部が無駄になる、モッタイナイ!

こういうところを直して、その上でネット戦略、ネット活用。
上膳は水の如しです。まずはあたりまえのことを当たり前に。



  
| インターネットとか | 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) |

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不動産業インターネット徹底活用研修を行います。

Category:イベント Date:2012.03.17 Saturday
繁忙期、みなさんいかがお過ごしですか。

今年はなんだか調子がおかしい、という話をよく聞きます。
売買はもう繁忙期なんかないよ、という話もよく聞きます。

時代が変わってきてますね。
時代の変わり目に、時代にキャッチアップしてもらうために、
以下のような研修を行うことにしました。


不動産インターネット徹底活用研修


大事なことを ”ギュッ” と詰め込んで、
ネットが苦手な人も、考えることが苦手な人も、
あるいは迷える社長さんも社員さんも、
1日で一気にケリをつける研修です。

毎回、ざっくばらんに話せる「研修会後の懇親会」が好評なので、
今回はそちらも研修の一環に取り込もうと、場所を「熱海」とし
泊りがけで行える研修としました。たのしく学んでいただけると思います。
役に立つ話、気持ちのいい温泉、美味い酒に料理に楽しい懇親、
満足しない人はいないと思われます。ぜひきて欲しい。

あなたのご参加お待ちしております、研修でお会いしましょう。


▼ くわしくはこちらから
http://www.it-rex.jp/20120417/





  
| イベント | 06:10 | comments(0) | trackbacks(0) |

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【不動産売買仲介業】「手数料の減額・無料化」について…

Category:不動産業 集客と成約 Date:2012.03.21 Wednesday
ここ一年でいちばん多い相談事は
売買仲介業における「手数料の減額・無料化」に関することでした。

あちこちで散々言って来たことなのですが、
そんなことは会社ごとの理念や考え方、方向性や戦略の話なので
べき論で語る話ではないと思います。どちらでもよい話。

「プロとして手数料はプライドであり正当な報酬だ」という考え、
「よりよいサービスをよりよい値段で」という考え、
いろいろあっていいと思います。自由経済社会なんですから。

ただ言えるのは、何も考えず何もせず、
ただ単に値下げ競争に乗っかるのは危険ということです。
そんなことはいまさら言うまでもなく、
昔っから他の業界で言われ続け実証されてきたことです。

要するに、
「まずは、3%下げる決断の前に、3%もらうための工夫と努力を」
ということです。


この仕事(不動産業向けコンサルティング・サービス提供)をはじめて、
たぶん1,000社くらいは訪問していると思うのですが、
たくさんの会社を訪問していると見えてくるものがあります。

まず、売れている会社はたいてい
「店舗がきれい、雰囲気がよい、スタッフがハキハキしてる朗らか」
売れてない会社はその逆ってこと。

店舗がきれいというのは造作がおしゃれとかそういうのではなくて、
掃除が行き届いていたり、整理整頓されていたり、ということです。
築年数の古い物件でもきれいなのとそうでないのがあるようなもんです。
店もそうなら人もしかりで、服装態度などもおなじ。

あんまり昔の姑みたいなことを言ってもしょうがないんですが、
結局のところ、売れてて顧客満足高い会社って、
そういうお店の基礎的諸条件はもとより、
そこから繰り出される接客応対、
それらがもたらすエリア内の認知度・評判・紹介などなど
結果的に戦略が優れたものになっていて
他社との差別化につながっていたりします。

その上で手数料も減額されていたら最強なのですけれども、
まだそういうところはあまり見たことはないです。
なぜならば、キチッと行き届いているところは
別段、価格競争する必要がないからです。

単純に考えますと、減額ってことは昨年対比で減額した分だけ
成約客を増やさないと儲けるどころかトントンにさえならないし、
成約客を増やすためには当然集客を増やさねばなりませんが、
たとえば50%オフだとすれば集客は倍必要、
倍集客をあげたとしても集客に対比して成約率は落ちてくるので
結果的に倍以上にあげなくてはならない。
もちろん、それにかかる時間・労力等の忙しさは倍以上。
(やっぱり薄利は多売とセット。でもカンタンには多売はできない。)

さらにいえば、同エリア内で他社が無料化実施していて
しかたなく追随する場合は、すでにその時点で差別化にはなっていないので、
集客にエッジもかからないし、自ら泥沼に足を突っ込むようなモンです。

月間1本あげれば十分な会社の場合、あんまり面倒なこと考えず
流れに身を任せてでもいいでしょうけど、
スタッフと固定費かかえてある程度数字を上げなくてはいけない会社は
しっかりと考えて値下げ競争しないと大変なわけです。
何も考えず何もせず、ただ値下げ競争に乗っかるのは危険。


あたりまえな話ですけど、まずは身なり立ち居振る舞いを整え、
営業手法では他社とは違うやり方を実践して、
会社全体としてはちゃんとビジネスモデルを考え
しっかりと将来への見通しをたてたその上で値下げ競争という土俵に乗るべき。

やれることはまだまだたくさんあると思うから、
満額もらえるうちは、まだがんばってみてもいいと思いますが、
大手がやり始めていずれ価格競争がデフォになったとしても
きちんとしてたら会社はそれで生き残れると思うしね。
(どっちにしても業務の見直しは必須だと。)



で、おもしろい本見つけました。読んでみてください。
とりあえず基本的なトコからってことで。

アパレル店舗のVMD話なのですが、不動産店舗でも活用できるノウハウ満載、
マンガ+補足説明なのでとても読みやすくて面白いです。
ま、接客応対だけみても「そりゃないだろ」って残念なトコも多い。
あんまり小難しいこと考える前に、ぜひコレどうぞ。

「ショップスタッフのお悩み解決プロジェクト」
http://goo.gl/DQhJZ

不動産業接客応対術





  
| 不動産業 集客と成約 | 11:38 | comments(0) | trackbacks(0) |

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旅館・宿のネット対応?がひどくて面白かった。

Category:インターネットとか Date:2012.03.23 Friday
4月に行う研修の人数がそろそろ固まるので
会議室つきの宿の手配をしようと思い、
まずはお問い合わせとけっこうな数の宿に一気にメールするも
3割くらいがメールつながらず。いいのか熱海、これで。
観光客いなくて大変なんだろうに。

メールフォームはあるのにつながらない。
jsファイルを実行可能にしてないとか、そもそもないとか、
メールが跳ね返ってくるとか。(すでにメールアドレスが使われてない)

そもそもネット経由では問い合わせできないとこもある。
ポータルからの反響受けてるってことはPC使わないことはないだろうに。
何のための自社サイトなんだろう。
せっかくの自社サイトからの客を逃して、
楽天とかじゃらんとかに無駄な手数料を払う羽目になる。

ITリテラシーがないと大きく損をする気配。

さらにいえば、リアル対面だとみんなちゃんと対応するのに、
メールだと途端にそっけなくなる。
こちらの要望が難しい場合、たとえばリアルなら
「こうしてはいかがでしょう?」とか代替案を探るのに
メールだと「ありません」で終わってしまう。
パソコンの向こうには人がいることを忘れて「接客」をしなくなる。
そしてせっかくの客を逃がしてしまう。

ホテル・旅館とかってサービス業の最上位あたりに位置してるんじゃないの?

ITリテラシーのなさはときに営業力まで下げてしまい、
気が付かないまま膨大な収益機会を失っているんじゃなかろうか。

ホントは今回の僕のようにネットで探しているのに、
つながらないから「ハイ次〜」って。宿っていっぱいあるしね。
ここしかない!ってのはあまりない。というかない。

だからもったいない。

高齢層のネット利用だってガンガンあがってきている時代、
海外からも客を招く時代、ネットが不得意なまま、
あんまり力を入れないままだとどの業界でも損します。

会社としての対応、対応する人の能力(というか意識)
これ、整えないと21世紀に生きる企業は損します。
どの業界でも同じ。

お気をつけあれ。





  
| インターネットとか | 02:49 | comments(0) | trackbacks(0) |

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不動産業のソーシャルメディア活用術

Category:インターネットとか Date:2012.03.25 Sunday
最近、アチコチから聞かれるので、ザックリと。

ソーシャルメディア活用といっても、
今のトレンドからするとフェイスブックのことです。
ツイッターも含みますけれども力弱し。Mixiはすでに対象外。
ブログももはやソーシャルメディアには含まれませんが
中小零細不動産業者にとっての最強ツールはブログを置いて他にありません。

で、フェイスブックの活用について箇条書きに。

 ○ とにかく友人を増やす。
   友人はなんでもOKですが、営業を考えるなら
   地域(営業エリア)を主軸に

 ○ コミュニケーションを心がける、自らつぶやく他、
   他人のつぶやきに「いいね」を押してあげる
   (押すだけで、見たよ、それいいね、
    という気軽なコミュニケーション)

 ○ 売り込みは1/10以下に。

これくらいかな。

難しいことは考えなくてもいい。
とりあえず友人を増やしてコミュニケーションをとり続けること。
ソーシャルメディアの肝はコミュニケーションです。
そこに売り込みばかりかけたら引きます。たとえるなら
懇親会や同窓会やセミナーで営業ばかりやってるやつは相手にされません。
相互理解と楽しいコミュニケーションが基本です。

でも、それじゃぁ商売に営業に活用にならないじゃないか、
と思われることかと思います。
ある意味でその通りです。商売になりません。営業にもなりません。

ただし、直接的には、ということで、長い視点でみれば
実業に対して大きなプラスになることは間違いありません。

ソーシャルメディアで狙うところは即効的な売上ではなくて、
見込み客のさらに前の段階の人々との交流を育み、
いずれ不動産のことが必要になった暁には自分(自社)を使ってね
というプレ営業段階の話なので、ノルマに追われた人が
月内に今週のうちに数字を上げたい、というのにはあまり向きません。
そもそも宣伝メディアじゃないのだから。

フェイスブックが宣伝めいたことを極力排除したがるのは、
カンタンな話で、ソレを許してしまったら
宣伝ばかりのサイトになってうっとおしくって誰も使わなくなるからです。

考えてみてくださいよ、
自分のページがあちこちから売込みばかりの書き込みに占領されたら
そんなサイト誰が見る気がしますか?だれも見なくなるそんなの。

これを理解せずに、物件情報ばかりを出す、
自分のサイトのリンクシェアばかりを繰り返す、
これはナンセンスです。(やる方いっぱいいます)

宣伝媒体ではない、コミュニケーションが主体、
ということをまず理解するべきです。
「いずれ不動産について必要になったら自分を選んで欲しい」
その日のためにコミュニケーションをとり続ける。
つまり、リアルでは会ったことがないにしても
フェイスブック上で「私の知り合いの不動産屋」
他よりも信頼が置ける不動産会社という立場になる。

それが基本。

そんないつになるかわからない日のためにできるか!
と思われるのもわかりますが、
そういう方はソーシャルメディアやらないほうがいい。
おとなしくホームズとかスーモとか使えばいいんです。
無理してやることはない。
無理して人を集めて宣伝情報しか流さないのであれば、
無理して集めた人に嫌われて終わりです。
フェイスブックとかツイッターとか、多くの人が相手に悪い
あるいは自分の印象が悪くなると考えてなかなか友人登録を外さないので、
ウザイと思ってはいても自分トコに相手の情報が流れ続けてしまいます。
つまり「毎回、毎回、ホンット、ウザイこいつ!」って思い続けるわけです。
したがって、「いざ不動産」ってなった暁には絶対選ばれません。
見事な逆効果となってしまいます。逆ブランディング効果。

だから、売り込みは基本NGです。

ただし、10回に1回くらいだったら理解が得られるし、
単なる売込みでない売込みなら場合によっては歓迎されます。

たとえば、仕事の内容、プロとしての知識披露、仕事上の苦労話
そんな裏話的な話は「面白い話」として歓迎されます。
これは飲み会のノリと同じです。
売り込みはウザイけど、プロとしての他で聞けない話は面白い。
そしてそれらはプロとしての信頼につながる。

だから、そんなことを書けばいいんです。

あとは、普通の日常。
不動産業はイメージも含め普通の人から見て敷居が高くみられるので
「僕らもふつうの人ですよ」という自己開示が
信頼獲得に大いに役立ちます。だから日常の情報公開大事、
今日のメシうまかった、子供が生まれた、息子が卒業した、
友達と飲みにいった、、、何でもいいんです。日常の吐露。これ大事。

そしてたまには地域愛、真面目くさった自分の世間や業界に対する想い、
立派じゃなくてもいいんです、正解じゃなくてもいいんです、
そんなたいそうな理屈を誰も期待していないから。
内容ではなくて、熱い気持ちや真面目な姿勢に感動してくれるんです。
だから、たまにはそういうことも必要。
肩肘張る必要も人の目を気にする必要もありません。

ただし、目的はターゲットに信頼を得る、選ばれるためにあるので
宗教・政治・ギャンブル、賛否両論あること、に関しては避けること。

そしてできればそれらをブログで展開するほうがよいと思います。
ブログでやってRSSをフェイスブックに飛ばすと。
何でかっていうと、フェイスブックは所詮閉じた空間、
たいしてブログは広く誰にでも公開された空間、
友人でもなんでもない、フラッとホームページを覗いてくれた人にも
自己をPRできるからです。上記のメリットを友人以外にも、と。

あまり多くは拡散したくない情報はフェイスブックで、
あたりさわりのないことはブログで、
といった使い分けもよいんじゃないでしょうか。
(使い分けは会社ごとによっていろいろ異なる)


でも、そう考えたら多くの会社はやっぱりブログで良いかな。
閉じた空間で一生懸命やるよりアクセスの多いほうで
自己開示したほうがどう考えても得だし。
営業は自己開示と接触回数、これ基本。
だとするならば、見えないサイトリピータにこそ訴求すべきで
地域で生きる地場の中小零細不動産会社は
大手にはない人間力・地場力・独自の信頼感が最大の武器なので
そこを生み出す源泉として自社サイトこそ一番大事かと思います。


ま、一撃必殺はないよ。時代的にある程度長い目での仕掛けも必要。

モノがカンタンには売れない時代、消費者が比較検討する時代、
ゴリ押しだけでは売れない時代、そもそも選ばれない時代、
そういう時代の営業はメンドクサイです。手間かかります。
昔のようにモノやそのスペックだけでは売れんのです。
だから物件至上主義から提案営業(コンサルティング)型への転換は必須、
その営業過程ので自分の信頼度を上げていくことは避けて通れない。
急激に経済環境変化してますから、いろいろ考えていかないとね。



  
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