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2017年・首都圏は不動産賃貸繁忙期?
いよいよ2月になりました。
賃貸系の不動産会社さんは繁忙期真っただ中でしょうか。
年初から何回か、ふだん仲良くしていただいている不動産会社さんと飲みに行ったのですが、みなさんから「繁忙期なんかやばいね」って聞くのです。
昨年末あたりもかな?賃貸市場が変わってきてるって。
転勤・入学などの実需は絶対的にあるものなので、地域の特定企業やら学校がターゲットの不動産会社さんなどは例年通りの忙しさかもしれませんが、首都圏では”その他”のニーズがものすごく冷え込んでいる、というのが最近よく聞く話です。
その他のニーズってのは、不満があって引っ越しとか、気分で引っ越しとか、新しい部屋や町に住みたいとか、そういうのとか。
お部屋の引っ越し理由の圧倒的No.1は昔から「更新」なので、春に入居したらら春に更新が来るので、ふつうはこの時期に、必需の人もその他のニーズの人もまとまってガがっと動くはずなわけです。
いままではそんな感じだったのですが、ここ最近は、とにかく「動かない」と。
動くと何十万かはかかってしまいますしね。節約志向の世の中と、若者が堅実に貯金する時代では、そりゃ動かないのかもね。ドンドン増えてくお年寄りとかは動けないしね。
人が動かないうえに、僕ら人口多い世代が学生時代の時に建てられた大量のワンルームがまだ残ってる上に、ドカドカ新築されるワンルームとか、もくわわって大量の空室時代到来と。
やっぱり空室率拡大の記事が。
昨年年初にも空室あおり記事が出てましたね。
フェイスブックのお友達登録している方々の近況を拝見していると、忙しいぞー!これから2か月休みなしだワッショイ!とか出てきますけれども、逆に「首都圏の賃貸市場やばくね?」ってのがリアルでたくさん聞こえてくるんですよね。
ちょっと、2017年の首都圏賃貸市場がどうなってるか、もうさっぱりわからん状況です。
客付け系の賃貸会社さんは大変だろうし、管理系だってある程度は入居者動いてもらわないと大変でしょう。管理系の方々はあんまりホームページも力入れてないところ多いですし、急に風向きが変わるとこういうときはなおさら大変かもですね。
備えあれば憂いなし、普段から、顧客をしっかりキャッチしてぐるぐる回せるような営業体制を構築できているところがやっぱり安定的に強いと思います。
とりあえず、まぁ、どういう状況にあろうとも、何を言っても賃貸系の人は春先が大勝負なので、大変でしょうががんばってください!
アメリカの大統領もあれな感じですし、日本経済もほんとどうなるんでしょうね。
今月も頑張っていきましょう。
「質の低いサイト」はSEO的には今も昔も評価を下げられる、価値が低いとみなされる
みんな大好きSEO。
不動産会社さんの中ではとくにSEO人気はすさまじく、いまだに意味ないことに毎月何十万とか払っている人もいますし、かわいそうにやってることがスパムだと気が付かないままスパムをしまくってる方もいます。
不動産のメインがネット集客になってしまったからしかたないんですけどね。
ネット(自社ホームページ)から客が来ると考えた場合、検索かリスティング広告、どちらにせよ検索からの自社サイト流入がほとんどなわけです。最近だとSNS経由も無視できないレベルになってきていますが、やっぱり検索から来るお客さん(つまり反響)がメインなので、やっぱり検索対策(つまりSEO)ってことになります。
そんな現状の中、独占企業グーグル様が通達をお出しになられまして候。
グーグル、“質の低いサイト”の検索順位を下げる--キュレーションメディアに影響も
https://japan.cnet.com/article/35096052/
”質の低いサイト”の検索順位を下げるんだって。
これは主に、世間を騒がせたキュレーションサイトに向けての警告だと思われます。
ここでいう”質の低いサイト”というのは、ようするに、パクリ記事なんかのことかと。
一連のキュレーション騒動なんかだと、明らかにパクリでしたからね。
だから、一見、普通の人々には関係ないことのように思います。
ただ、グーグルは昔から”サイトの質”の評価で成り立ってきたので、昔も今も”質の高いサイトは評価し、質の低いサイトは順位を下げる”方向で動いているのは、ブレない事実です。
昔と違って、物件ページ単体の評価は落ちてる感じがあります。かつては物件単体でも検索順位に乗ってきていたのが、最近では物件単体を見る頻度は明らかに下がり、いまやサイト全体で評価されている感があります。
それにともなって、以前は中小不動産会社も検索順位の上位を占めることが良くありましたが、最近はほぼポータルが上位となっていますよね。(瞬間最大風速的には話題になった会社が上位になることも珍しくはありませんが。)
ま、どちらにせよ、中小不動産会社の検索評価が相対的に落ちてきている、と。なかなか厳しい時代になりました。
「質の低いサイト」はSEO的には今も昔も評価を下げられる、価値が低いとみなされる、「物件情報量」で比べられたら、そりゃ、ポータルの圧倒的情報量に中小不動産会社は勝てません。
また、消費者目線で考えても、いち不動産会社のサイトよりも、たくさんの物件が、たくさんの不動産屋からでているポータルのほうが魅力出来でしょう。
その消費者の魅力に、中小不動産会社はどう食い込んでいくか、が不動産ネット戦略醍醐味ではあろうかと思いますが、現在2;20分でそろそろお酒も回ってきて眠くなってきたので、またこんど。
おやすみなさい
(☆-ω-)
【その二】「質の低いサイト」はSEO的には今も昔も評価を下げられる。
前回の記事『「質の低いサイト」はSEO的には今も昔も評価を下げられる、価値が低いとみなされる』が好評でして、続きはどうした、とのお声を多数いただきまして。
中小不動産会社のホームページ制作にあたっての心得みたいなのをざっくりと書こうかと思います。
まず、結論から言うと、「SEO」なんか気にするな、ってことです。
グーグルは基本的にユーザーにとってより良いものを評価する、って大原則があるわけなので、ユーザーにとって良さそうな情報をしっかりと配信していけば自然にグーグルにも評価されるってわけです。
へんにテクニカルにゴチャゴチャやるからおかしなことになって、SEO業者なんかブームを過ぎて潰れまくったわけです。
どこかで聞きかじったテクニックなんかやるべきじゃないでしょう。リスク高すぎです。
SEOテクニックの多くはしょせん裏をかいた手なので、たとえ一時的に効果があったとしても、それが裏目に出たときに大ペナルティを食らって大変なことになります。
だいたいね、グーグルはテクニック的なSEOを嫌うでしょ?
端的なのはこないだのグーグルのアップデートですよね。
そもそもね、検索順位が上位だったからって大儲けできるわけじゃないんですよ。
なんでか、っていうと、いくら上位表示したところでサイトや会社に魅力がないと反響にはつながらないですし、もっといえば、その先の営業対応がまずいと、不動産業の場合は成果報酬だから「決まらない」とお金にならないわけです。
ウチのお客さんにも上位表示できてる会社さんありますけども、その後の対応で売り上げの違いは歴然です。
地域商売ならそもそも顧客数は限られているので、普通のショッピングサイトに比べて反響数も限定的です。
(都市部の場合は半分はどうしても大手に流れてしまいますし)
つまり、集客から成約までしっかりとデザインしないと、意味がないっちゅーことです。
「お客さんにとって、何が役に立つか、喜ばれるか」
あたりまえですが、この視点からコンテンツ作りをしていくのが良いでしょう。
ってか、商売の基本ですよね。売ろう売ろうとするから顧客が寄り付かない。
北風よりも太陽ですよ、やっぱり。
自社サイトは、ポータルよりもなによりも、本来的に一番成約率が高く、一番おいしいメディアです。
自社サイトで反響がない、お客さんが自社サイトを見ずにポータル他から集客しているって会社ははっきり言ってモッタイナイです。いますぐなんとかしましょう。
で、
具体的に何やりゃいいのよ、と。
眠くなってきたので、次回、乞うご期待。
おやすみなさい
(☆-ω-)
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