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ホームページ制作依頼、ドメインとメールサーバーだけはWEB屋に任せず自社保有しておこうね、という話
同業の知人が消えました。
不動産業専門にコンサルやらホームページ制作やらしていた方です。
知り合ったのは10数年前くらいで、そのひとが独立して10年くらいかな?当初はまじめにやってたんですが、だんだん調子がおかしくなりはじめ、今や連絡もつかなくなりました。独立した当初にあちこち紹介した手前、「あの人どうなってるんだ」という苦情というか、捜索依頼が僕のところにも近年ちらほら来るようになりました。
ベンチャーというか零細事業者はだいたい3年で消えるとか言われます。僕のまわりでもずいぶんといろんな業者さんが消えていきました。個人でサイト制作を請け負ってた人もずいぶんと消えました。消えたというより「逃げた」ひとや会社もいます。
ホームページ制作を依頼してる会社が飛んでいちばん困るのが、掲題の通り「ドメイン」とそれに基づく「メールアドレス」なんです。
ホームページ作るときに、よくわからないからといって全部をお任せする人は多いかと思います。
依頼側に多少の知識があってもウェブ屋に「まかせてほしい、うちで管理しないとダメだ」とか言いくるめられたりしますよね。
でも、上記のように、ホームページ制作を依頼している業者が飛んでしまったら、ホームページというデータだけでなく、ドメインやメールアドレスまで失って、場合によっては業務不全に陥る場合があります。
たとえば、エンドのお客さんとの取引前のやりとりをメールでしているとした場合、メールがある日突然使えなくなったらどうでしょうか?それが営業エリア内のお客さんだったらまだしも遠方だったら?海外にいたら?とか。
お客さんだけでなく関係各所とのやり取りもできなくなったりして、ちょっと大変な事態になるなんてことはないでしょうか。
ホームページ自体は後で再建築できるとしても、ドメインやらメールはウェブ屋の所有になってたら取り返すすべがありません。
なので、ホームページ制作を依頼する場合は、かならず「ドメイン」と「メールサーバー」は自社で所有権を確保しておきましょう。
ドメインなんか●●●.comで年間1000円少々です。
メールサーバーっていうのは、メールのデータ送受信とメールをためておくサーバーですが、これも年間数千円でレンタルサーバーを借りられます。
お名前.comやムームードメインなどでメールだけ使えるオプションを頼むと安いです。
ドメインとメールは自社で管理して、ホームページの制作だけお願いする、それがベストです。
ホームページ制作会社はお客さんに逃げられないように、解約防止策としてドメインを握っておこうとします。
制作会社がドメインは自分の所有だからわたさないとかよくあります。やめるなら後は勝手にしろと。
なので自社名義であらかじめ契約しておいて制作だけ依頼する。ダメだと言われても客としてそれは押し通す、それでもダメと言われたらもう付き合わない、そういうのが大事かと思います。
制作会社を変更する場合や、制作会社が飛んでしまった場合などに備えて、ドメインとそれに基づくメールサーバーだけは自社所有をお勧めいたします。
今回は知人が飛んでしまったため、ご相談があった会社さんのドメインおよびメールをその場でネットから契約して自社所有にしてもらい、心機一転スタートしてもらうことになりました。
関係各所に連絡しなくてはいけないし、名刺やら会社案内やらなんやら全部変えなくてはいけないし、いろいろ大変です。
皆様もどうぞお気を付けください。
リアルもネットもしっかりやらないとグーグルを通じて低評価を食らう時代ですよ。
最近、ますます勢力を伸ばしてきているグーグルレビューですが、検索結果にもレビューが付くようになるらしいですね。
いままでは接客応対などの「リアルな評判」がレビューとして残りましたが、これからはホームページ自体がレビューで評価されるかもしれませんね。
グーグルレビューについては、このブログでもたびたびやったほうがいいよって言ってますけども、
最近では、特に飲食店などでは評判が業績に影響が出ることもあるようで、大手飲食店などではレビュー対策を本格的にやる会社も出てきました。検索は誰もが利用するものですから、食べログやぐるなびなどの特定サイトよりもずっと良い悪いの効果が出てしまいます。
たとえば、自分のお店が検索されて、レビューがものすごい低かったとしたら、まずその会社は選びませんよね。どんなにホームページがきれいでも。対応が悪い会社、しっかりしていない会社、騙されそうな会社、行くわけがないじゃない。
ユーザーがつけるレビューは、会社がホームページでいうキャッチコピーの比じゃないくらい威力があるもの。
なので、レビューは大事にしなくちゃいけないし、よいレビューを書いてもらうには、結局のところいい対応・しっかりした営業対策が必須なわけです。商売としてもっとも基本的なところが。
いままでのようにSEOみたいに検索エンジンに対応させて検索上位にあげるとかもうそれだけじゃダメな時代。ネットの印象や契約順位だけじゃなくて、リアルの部分もきちんと強化させていかないといけません。
上記のように、サイト自体も評価の対象になるとしたらサイトもそれなりにきれいに作らなきゃいけないし、上記の通りリアルの対応もしっかりやらなきゃいけない。
つまり、どっちもしっかりがんばれよ、ってことですな。
ホームページ直す前にお店をきれいにしろよ、って思うところが多いのも事実です。
ユーザーはいろんな視点で見ていますから、商売の観点からしっかりやっていきましょう。
集客アップを狙うなら成約率アップも狙わないと、なハナシ。
ご相談事のほとんどは「集客」に関してです。
他業界ならば集客は売り上げに直結しやすいし、やり方次第ってところもあるんだけど、不動産業界の場合は集客は売り上げに直結しないので、集客増と同時に成約率の向上も考えないと、最終目的である「売上アップ」にはつながらないんですけど、昔からみんな「集客欲しいジャンキー」です。
いくら集客したって、小汚いお店には客は来ませんし、横柄な態度や買わせようオーラが出ている営業マンからは買いません。
なので、ホームページ変えて集客反響アップの前に、お店キレイにしましょうや、営業対応なんとかしましょうや、って言いますがそれをまじめに受け入れてくれる人や会社はごく限られています。
集客さえ増えればなんとかなる、儲かる、と盲目的に思っている人が多すぎ。
消費者がネットで比較検討し、検索にもお店のレビューが付くような今の時代、昔のようにはいかないから。
集客はあるのに潰れてしまった会社なんて実はいくらもあります。むかしからイケイケ会社は集客命なので、それこそかなりお金を広告に突っ込んで集客します。それでも倒産しちゃうんです。
なんでかっていうと、いくら客を集めてもキメれないから。そして強引な営業しちゃうとリピートも紹介もないから、常に集客という狩りを続けなくてはいけない。そのうち走ることができなくなった肉食動物は疲れ果て力尽きちゃうんです。賃貸だけどこんなかいしゃとか?社員も経営者も疲れ果て、人の心を失い、目先のカネ目指して疲れ果ててしにます。
講演とかコンサルとかでよく言うんですけど、集客が半分でも成約率が高ければ結果は同じなんです。
(1) 集客100人 × 成約率10% = 10人成約
(2) 集客50人 × 成約率20% = 10人成約
この場合、(1)のほうは相手する人数が多い分疲れますし、顧客満足も低いでしょう。
なので、集客を追いかけるのもいいけど、同じだけ成約率を上げること考えないとだめですよ、と。
お店キレイにしましょうよ、テント・看板・壁面にぶら下げた図面・花壇・机や椅子・客に出す飲み物や茶菓子、そしてお客さんに渡す資料など。営業対応全般の見直しも必須化と思います。
とくに、このブログでも散々申し上げている通り、グーグルレビューでお店が評価書かれてしまう現代ですからね。
不動産業者さんに訪問すると、みんなパソコン勝ったままの状態でIE使って検索はbing使ってるんでグーグルレビューでないからいまいちピンと来てないみたいだけど、一般的にはグーグルの天下なネットの現状です。ネット好きな不動産屋さん多いですけど、基本的なズレみたいなものを感じますんで、誰か派遣するかんじの基本的なネット集客のためのライトなコンサルやろうかなっておもったりもします。みんな知らないうちにウェブ屋とかに搾取されてるからね。いい加減な業者も多いけど、きちんと仕事してて、ちゃんとやればもっと良くなる会社たくさんあるからね。
ま、売買の方は弊社ローン講座くんを使って成約率アップのための営業強化を狙ってください。どうぞよろしくお願いいたします。
集客の相談がいくつかありましたので、そんなことを思いました。
今年も早くも残り一か月、来年の木たるべき消費税増税不景気に備えて、いまから頑張っていきましょう。
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