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古い時代の守り方と、今時の対処の仕方(宮迫・田村両氏の謝罪会見を見て思ったこと)
今話題のことに関して思ったことをひとつ。
なかなかの会見でした。
初動を間違えて、事態がここまで混乱に至ったわけですが、今回の会見で世間への理解は得られたのではないでしょうか。
ヤフーの調査でも大半の人が納得したと答えています。
「ヤフー意識調査:宮迫博之と田村亮の謝罪会見、どう思った?」
会見を見ていると、吉本側が悪者のように見えてしまいますが、よしもとサイドとしても当該芸人を守ろうとしたんだと思います。その守り方に対する考え方の相違によって、今回のようなことになってしまったということ見て取れました。
よしもと側は「古い守り方」をしようとし、宮迫田村側は「今時の対処の仕方」を実行しようとした、その思いの違いに対立が生まれたんだと思います。
「古い守り方」とは、(TV局に対する)事務所の影響力と時間経過による風化でウヤムヤにしちまおう、と。当人たちが逮捕されたわけでもないし、ほっとけば世間は忘れるし、何事もなく過ごせるだろうと。それが「静観」ということだったのではと推察します。
ただ、昔はどうでも、現代はネットがあり個々人が自分の意見を情報発信できる時代です。SNSや2ch(現5ch)もそうですし、ニュースサイトなんかでもコメント欄あるし。そしてその意見は長い時間残って、検索でいつでも見れる。
もう黙って静観してれば世間が忘れて事態は風化するなどは難しい時代だし、マスコミへの影響力で黙らせることなどできない時代です。(事件が報じられた直後から他局は忖度なのか消極的ながら、フジテレビはガンガン報道してましたし。)
顧客や視聴者と向き合い今を現場でいきる芸人の方々はそれがわかっているから当人たちを含め「早く会見を」となったのであり、そういう時代をイマイチ理解できず「古い守り方」を実行しようとした会社側との相違が今回を会見を生んだのだなと思いました。
先般ネットで話題になった大企業の育休問題なども、経営層が今の時代をわかってなくて、法的に問題ないで押し切ろうとした結果の大炎上、株価も下落するなどという出来事もありました。
今の時代は「つながる時代」ですので、昔のようなやり方は通用しなくなっていますし、法的に正しいとかどうとかの「ド正論」だって通じなくなってきています。
やっぱり現代はどこまで行っても「大衆の理解」を得られるかどうか。正しい正しくないとか、ブランドとか、全部、大衆の支持や理解の上に成り立つものなので、マスメディアやその関係者だけの一方的な情報コントロールだけで大衆を操れなくなった時代には、大衆=みんなの理解を得るべく動くことが大事なんじゃないかなぁって思います。
今回の会見で、いままで世の中から叩かれまくってた二人も同情がかなり集まり、少しは禊をそいだ感があるもんなぁ。僕も聞いててホロッときたところあったし。
【不動産購入検討者向け】マイホーム探しは物件情報よりもまず業者探しが◎
いつも不動産屋さん向けにウェブのことやら営業のことやらをブログで書くんですが、一般の方の住宅購入について、最近同じような質問をされるので、一般のマイホーム購入者向けにブログにも書こうと思いました。
最近では、マイホーム買い替え2件、購入1件、の質問がありました。
不動産屋さんに行く前に質問してくれてよかったと思います。なぜならば不動産業者は玉石混合だからです。
一昔前よりはだいぶましになりましたが、まだまだ強引な業者はいますし、大手だって月末営業成績が悪いと鬼になりますので油断はできません。(正直不動産というマンガがありますので、詳しくはこちらなど読んでくださいね)
不動産業者を千社以上回り、数万人の営業マンに講演を行った経験から、絶対に間違ってないと言えるのが下記のアドバイス。
・物件探しより業者探しが先、かつ最重要。
・大手が安心とは限らない。『客より数字』がおうおうにしてあり。
・ポータル等、掲載物件は基本売れ残り。
・自宅が高く売れるはたいてい嘘、基本的に相場でしか売れない。
・買い替え、とくに買い先行はむつかしい。高く売れるを信じると場合によっては破綻コース。
・現状の収入(高め)でマックスローンだとなんかあったときに破綻コース。
・今は相場高めだが人生のタイミングもあるのでそこは見極め。
・狭小木造三階はやばめ欠陥多い。ってか年取るにつれ階段がしんどい。
・注文住宅も下請け次第。
・建売でも直売で仲介入れないとクレーム突っぱねられること多々あり。等々。
ようするに、いい業者を見つけることがなによりも先で、「この物件が欲しい」よりも「こういう物件ありませんか」と希望をリクエストするほうが失敗がないと思います。
ネットに出てる物件情報は「しょせん売れ残り」です。
だれもが欲しがるようなものは広告(ネット掲載)なんかしなくてもうれますから。
確実に買ってくれそうな既存客(つまりコンタクト取れる状態の見込み客)にのみ伝えて、そこで決まってしまうので表に出てきません。
なので、いい不動産業者を見つけて、要望を伝えておいて、希望に近いものが出たらすぐ教えてもらえるような関係性を作っておくべきでしょう。
僕は小さな地場の不動産屋さんばかりを回っていますが、地場に根付いて長くやってる会社さんはたいていは親身になって対応してくれます。そうじゃないと地元で生きていけないから。一見大手がよさそうには見えるんだけど、大手はサラリーマンなので数字に追われたり不本意でも上司に言われたりして客をハメこむことがあります。
なので、最低3件くらいは回って、きちんと希望を聞いてくれて、すぐに決めさせようとしない不動産会社を選ぶべきです。(たとえいい業者でもそりが合わないなんてこともありますので)
不動産は、買い替えの時は特に要注意です。
最近では「高く買います(売れます)」なんて広告をよく見ます。たいてい嘘です。
車なんかと違って、不動産の場合はたいてい「買取」ではなく「売却活動を委任します」っていう売買仲介契約です。不動産会社は売却活動を行ってお客さんを見つけてくる業務を行うだけなので、かならずしも不動産会社が出した見積もりの通りに売れるとは限りません。
僕の先輩は高く売れるといわれ「買い替え」を行おうとしていましたが、それは破綻への道かもしれませんでした。
これは千差万別です。ちゃんとやる業者もあるでしょうし、そうじゃない業者もいるでしょう。
なかには仲介手数料は無料だけど、事務手数料やら加入必須のサービスやらがあったりしてお金が結構かかってしまう業者もあるので要注意。契約する前に、冷静に明細をしっかり見ましょう。
その他、こまごまありますけれども、やっぱり、くどいようですが、「いい業者」選びが最も大事です。
ネットの売れ残り物件ばっかりチェックするよりも、業者に足を運び、じっくり考える。提案してもらう。それがいちばんいいエンディングを迎えられる方法だと思います。
いい業者の基準は人それぞれだと思うので、まずはメールで相談、よかったら不動産屋さんに足を運んでみることをお勧めします。
(一部だけど、まだまだいきなり足を運んではヤバい業者もいるのでね。。。)
何かありましたらご相談ください。地域によりますが、いい業者さん紹介します。
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